藤の花の名所として知られる足利市のあしかがフラワーパークでは春の一大イベント「大藤まつり」がはじまり、たくさんの観光客で賑わっています。

 シャワーのように降り注ぐ藤の花が甘い香りを漂わせ訪れた人を楽しませています。中でも目玉となっているのは施設の中央にたたずむ2本の大藤です。

 樹齢は160年を超え2本で合わせて畳1200畳分もの藤棚から背丈と同じくらいまで伸びる房が圧巻の光景を作り出します。

 今年は暖かい日が続いた事から過去最速となる4月5日に花を咲かせ、それに合わせてイベントの開始を3日、早めたということです。

 大藤は4月16日の時点で5分咲で満開に向けてより華やかになっていく園内は、コロナ禍前の賑やかさが戻りました。

 海外からの観光客も多く訪れた人たちは、この時季限定の絶景に見入っていました。

 大藤まつりは5月14日まで開かれています。