統一地方選挙の後半戦のうち栃木県内の２つの町長選挙と５つの町の議員選挙が１８日、告示されます。立候補届け出書類の事前審査をもとにした立候補予定者の状況です。

　任期満了に伴う上三川町長選挙は、４期目を目指す現職の星野光利氏（６０）が出馬を表明しているのみで、ほかに目立った動きはありません。

　また、現職の見目匡氏（７１）が引退を表明した芳賀町長選挙は、町の元総務企画部長で新人の大関一雄氏（６２）が出馬を表明しているのみで無投票の公算が大きくなっています。

　一方、町議会議員選挙は、５つの町で告示され３つの町で選挙戦となる見通しです。

　益子町は、定数１４に対し１人多い１５人が立候補を予定。内訳は現職１３人、新人２人で、男性が１２人、女性は３人。政党別では公明が１人で他は無所属。

　茂木町は、定数１２に対し２人多い１４人が立候補を予定。内訳は現職１２人、新人１人、元職１人で、男性が１３人、女性は１人。政党別では共産１人と無所属が１３人。野木町は、定数１４に対し４人多い１８人が立候補を予定。内訳は現職１３人、新人５人で男性が１６人、女性は２人。政党別では公明１人、共産１人、無所属が１６人。

　市貝町は、定数１２に対し１２人が立候補を予定。町政の施行以来初めての無投票となる可能性が高まっています。内訳は現職１０人、新人２人で男性が１１人、女性は１人。政党別では共産１人と無所属が１１人。

　最後に芳賀町は、定数１４に対し２人少ない１２人が立候補を予定。内訳は現職７人、新人４人、元職１人で、男性が１１人、女性は１人。政党別では、１２人全員が無所属。公職選挙法では、選挙後に議会の欠員が定数の６分の１を超えた時に欠員補充のための再選挙を行うことを定めていて、芳賀町議選では、現在の立候補予定者から１人減った場合、この決まりが適用されます。県選挙管理委員会によりますと確認できる範囲では県内の市長村議会で再選挙が行われた例はないということです。