【セロリ嫌い克服】加熱すれば香り軽減♡「セロリのスープ」作ってみた!〇〇油投入でさらにマイルドに♪【農家直伝】
セロリって、独特の香りがありますよね。サラダや野菜スティックなど生で食べるイメージがありますが、「香りが苦手…」という人もいるのでは?そんな人でも、おいしく食べられる方法を岡山県のインスタ農業女子に教えてもらいましたよ。なんと、葉まで丸ごとスープにして、味変で〇〇油をたらしちゃうんですって。さっそく作っていきますよ~♪
レシピを教えてくれたのは、岡山県総社市にある「メゾンやまて」で、特産のセロリを露地で栽培している高越友紀さん。
「セロリは火を通すことで独特な香りが軽減されて、苦手な人でも食べやすくなるんです。スープなら、捨ててしまいがちな葉まで一緒に煮込めるし、一度にたくさん作って残れば別の料理にもアレンジできる。セロリを生以外で食べるわが家の定番メニューなんですよ」(高越さん)
まずは基本の「セロリのスープ」の作り方から
材料
セロリ(葉付き)…2本
しめじ…1株
にんじん…1/2本
ホールトマト缶…1缶(400g)
コンソメの素(顆粒)…大さじ2
水…900ml
作り方
1. セロリは葉まですべて1㎝幅に刻む。
2. しめじは石づきを除いて1房ずつに分け、にんじんは1㎝角ほどに切っておく。
3. 鍋にホールトマト缶、水、コンソメを入れ、セロリ、しめじ、にんじんを入れたら中火で、ふたをして煮込む。
時々、あくをとります。
4. 野菜に火が通ったら完成!
「葉も茎も丸ごとザクザク切って、鍋で煮込むだけ。シンプルな味付けですが、セロリの風味ですごくいい出汁が出ますよ~。食物繊維もたっぷりで、ヘルシー!お好みで黒こしょうをかけてもいいですね」(高越さん)
コンソメとトマトが効いた洋風のスープは、コク深く、体が芯から温まります。
〇〇油をたらせば、いっそうマイルドに!
「わが家ではセロリのスープをいつも大量に作ります。2日目は味変アレンジ。特におすすめなのがゴマ油を垂らして中華風にすること!」と高越さん。
さっそく垂らしていきますよ~。
う~ん、トマトの酸味が和らいでマイルドに。セロリのあの独特な香りも感じません!!
あまりに美味しくて、追いゴマ油しちゃいました。
セロリってくせのあるイメージでしたが、こんなマイルドだったんですね~。
スープにするなら、大きいセロリを選ぶのが正解!?
セロリって、スーパーなどでは1本ずつ売られていることが多いですが、実は1株はこんなに大きいんです!
高越さんが栽培しているセロリは、全長50㎝以上のビックサイズ!
スーパーなどでは、株をバラして売っていることが多いそうですが、外側と内側では、食感が異なり、それぞれに適した料理があるんですって。
上が外側、下が内側。見比べるとけっこうな違いにビックリ!
「中心に近い内側の茎や葉は、柔らかくサラダ向き。外側の茎は肉厚で食べ応え抜群ですが、葉はちょっとゴワゴワなので、スープなどにするのがぴったりなんですよ」(高越さん)
そんな違いがあるとは、知りませんでした!これからは、料理に合わせて選ぶようにします。
高越さん直伝のセロリを使ったレシピは、高越さんのインスタグラムでも多数紹介中!
併せてチェックして、セロリを存分に味わってみてくださいね!
メゾンやまて
高越友紀さん
セロリが特産の岡山県総社市で、土地なし、機械なしのゼロから農業を始めて4年目。現在は、70a(アール)の畑で、セロリ、白菜、かぶ、カリフラワーなど季節の野菜約10品目を育てている。日々の栽培の様子や、野菜を使った料理のレシピをインスタグラムで発信中。高越さんが育てた野菜は、総社市内にあるJA晴れの国岡山山手直売所「ふれあいの里」や、農マル園芸 吉備路農園などで購入できる。
●インスタグラム @maison_yamate
https://www.instagram.com/maison_yamate/