イオンが4連騰で75日線越え、コロナ禍から立ち直り業績好調で売上高9兆円台乗せ◇
イオン<8267.T>が4連騰、中期波動の分水嶺である75日移動平均線との下方カイ離を解消し底値圏離脱の動きを鮮明化させている。同社が12日取引終了後に発表した23年2月期の決算は売上高にあたる営業収益が前の期比4.6%増の9兆1168億2300万円と2期連続で増収を確保し過去最高を更新した。また、本業のもうけを示す営業利益も同20.3%増の2097億8300万円と大幅な伸びを達成した。売上高9兆円台は国内小売業界でセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>に次ぐ第2位。プライベートブランド(PB)の売り上げが好調で全体を牽引したほか、事業構造改革による収益体質の向上も寄与した。
更に24年2月期の業績予想についても、営業収益が前期比3.1%増の9兆4000億円、営業利益は同4.9%増の2200億円と増収増益を見込んでいる。営業利益は新型コロナウイルスによる影響が出る前の20年2月期に達成した2155億3000万円を4期ぶりに上回る見通しで、ピーク利益更新となる。株価は好決算を好感する形で上値指向を強めている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
更に24年2月期の業績予想についても、営業収益が前期比3.1%増の9兆4000億円、営業利益は同4.9%増の2200億円と増収増益を見込んでいる。営業利益は新型コロナウイルスによる影響が出る前の20年2月期に達成した2155億3000万円を4期ぶりに上回る見通しで、ピーク利益更新となる。株価は好決算を好感する形で上値指向を強めている。
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