この緑色、抹茶味にあらず…まさかの「アボカドアイス」作ってみた!え、ベースは市販のバニラアイス!?【農家直伝】

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日本では野菜的なポジションのアボカドですが、海外では、フルーツとしてお菓子の材料にもよく使われるそう。そこで、新潟県で珍しい国産アボカドを栽培している関根邦仁さんに、アボカドを使った超お手軽スイーツを教わりました。アボカドとバニラアイスを混ぜ混ぜするだけで作れる「アボカドアイス」です!栄養があるし、罪悪感なしに食べられそう♪さっそく作っちゃいましょう~!

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高級アイスクリーム風!?「アボカドアイス」の作り方は…

「アボカドアイスは、アボカドとバニラアイスを混ぜるだけの簡単スイーツ。うちで作る時は、もっぱら目分量です。お好みによって、アイスの量を調整するといいと思います」(関根さん)

バニラアイスはどんな商品でもOKだそう。ちょうど冷凍庫にアイスクリームが入っていたので、それを使うことにしました!



わたしはこの分量で作ってみました!

材料
アボカド…1個
バニラアイス(市販)…100g

1.アボカドは半分に切って種を除き、皮をむいて適当な大きさに切ります。



2.アボカドとバニラアイスを混ぜます。

わたしはなめらかに仕上げたかったので、ミキサーを使いましたが、アボカドをスプーンなどで潰して、アイスと混ぜても作れると思います。





3.タッパーなどに入れて、再度冷凍庫で冷やします。

そのまま食べてもOKですが、少し溶けかかっていたので、もう一度冷凍庫でかためました。



ほどよくかたまったところで、器に盛って、完成!





食べてみると…

お~!アボカドの味がしっかりしますね~。おいしい!
濃厚な高級アイスクリームみたいなお味♪

わたしの分量では、かなり甘さ控えめに仕上がりましたが、お好みで、アイスの量を増やしてもいいと思います!

フルーツとチョコレートソースをトッピングしてみた!



いちごときんかんを添えて、チョコレートソースをかけてみました!

フルーツと一緒に食べると、さっぱり感が加わって、さらにおいしい!
それに、アボカドの味がチョコレートとよく合います。

夫にも試食してもらったところ、「アボカドってこんなにチョコと合うんだ~」と、驚いていました。

市販のアイスとアボカドさえあれば、すぐに作れる「アボカドアイス」。みなさんも、ぜひお試しを!

関根さんが育てる「雪国アボカド」。ところで…ネーミングの由来は…

「アボカドアイス」のレシピを教えてくれた関根さんは、2015年に新潟県でアボカドのハウス栽培を開始。「雪国アボカド」という商品名で販売しています。

今回は、関根さんに「雪国アボカド」のネーミングの由来を聞いてみました。

「まず、横文字のカッコいい名前は避けようと思いました。僕個人の考えですが、そうしたネーミングって、覚えにくいと思うんですよね。頭に残りやすいよう、シンプルさが必要だと」(関根さん)




「川端康成の小説のタイトルにもあるように、『雪国』って、新潟県と直結する言葉だと思うんです。それと、熱帯のイメージがある『アボカド』って、真逆の印象ですよね。その2つの言葉を組み合わせることによって、”え、雪国?アボカド?何だろう…”と、心に引っかかるんじゃないかな、と。とにかく、一度聞いたら忘れない言葉というのをイメージして考えました」(関根さん)

なるほど~!わたしも「雪国アボカド」と聞いた時は、「えっ?そんなのあるの?」と、一瞬耳を疑っちゃいました(笑)。言葉の組み合わせは斬新だけど、それぞれの言葉はとても簡単。だから心に残るんですね~。

じつは関根さん、農家になる前は、ビジュアル系バンド「OZ(オズ)」のボーカルを担当し、作詞も手掛けていたそう。さすが、言葉のセンスが光ります!

関根さんが栽培する「雪国アボカド」は、ネーミングもさることながら、品質、味わいもピカイチだと評判。

「リピーターの方が多いのが、とても嬉しいですね。これからも、おいしいアボカドをお届けできるよう、さらにがんばっていきたいです」(関根さん)

せきね農園

関根邦仁さん

新潟市白根地区の、歴史ある農家の9代目。ビジュアル系バンドのボーカルとして活動したのち、2013年に就農。「自分なりの農業に挑戦したい」と、2015年にアボカドのハウス栽培を開始。テレビなどのメディアにも多数出演し、国産アボカドの魅力を広めている。

●ホームページ
https://sekinenouen.com/
●インスタグラム @sekine.farm
https://www.instagram.com/sekine.farm/