<雨穴>に聞きたい10の質問!初恋の相手は意外な人物?話題のホラー作家の素顔に迫る

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4月4日(火)深夜1時からは、オカルトホラー作家・雨穴が原案のヒューマンホラーサスペンスドラマ「何かおかしい2」(全12話)がスタート!
原案はインターネットを中心に活動するオカルトホラー作家・雨穴。オモコロのメンバーとして活動を開始し、ウェブライターとしてオカルト系を中心に執筆。自身初の著書「変な家」(飛鳥新社)は50万部突破のベストセラーとなり、2024年春に映画化される予定だ。
「何かおかしい」シリーズでは、原案だけでなくストーリーテラーとして出演。エンディングでは怪しげなダンスを披露し、多くの視聴者を魅了している。


シーズン2の舞台となるのは、インターネットラジオ「オビナマワイド・ネオ」。
番組プロデューサー・上村役を浅利陽介、ディレクターの土屋役を津田寛治、ミキサーの畑野役を松尾諭ほか、若手作家の内山役を細川岳が演じる。

番組MC役にいとうあさこ、大久保佳代子、吉村崇(平成ノブシコブシ)、さらば青春の光、もう中学生、はじめしゃちょー、LiLiCoほか、アシスタント役に景井ひな、井上咲楽ほか、中継レポーター役に上村ひなの(日向坂46)ほかとそうそうたる顔ぶれが勢ぞろい! 宮崎美子や矢作穂香など、豪華ゲストにも注目だ。


今回「テレ東プラス」は、雨穴をリモート取材。“10の素朴な質問”をぶつけ、誰もが気になるその素顔に、時間の限り迫った!

子どもの頃から怖がりで、怖いものを敏感に感じ取ってしまう性格でした。それが今につながっていると思います



――待望のシーズン2が、地上波でスタートします。

「シーズン1より私の人間的な部分が出ていると感じます。怖さだけではなく、自分が1人の人間として思ってることをアイデアとして出し、それをクオリティーの高いテレビドラマに仕上げていただきました。
毎回、私がストーリーテラーのように解説するシーンがありますが、前作はいただいた原稿をそのまま読むといった感じでした。今回は、原稿を私なりにかみ砕いて、自分ならこの問題についてどう考えるか、どういう風に述べるかを考えて話しました」

▲第1話「てるてる坊主」より

――気に入っている回はありますか?

「第2話の『おだいこさま』がとても気に入っています。この回は、制作チームの皆さんに『アルバムの中に家族写真がたくさん貼ってある。ところどころ抜けているところや切れている部分がある。それはなぜ?』という謎だけをお渡しし、回答の部分を作っていただきました。自分とは違う感覚だったので、『なるほど、そういう風に答えを作るのか』と、すごく面白かったです。ドラマの場合、このように謎だけ投げることもあれば、ひとつのアイデアを形にしていただくことも。そういう作り方が面白いと思いました」

――シーズン2は、全体を通して長編ストーリーのようになっているのも面白いですね。

「シーズン2が始まる時、テレビ東京の皆さまと『全体で一つの物語になるようにできたらいいね』と話していました。実はシーズン1の時もやろうとしたのですが、さまざまな制約があって実現できなかったので、シーズン2でそれをやっていただいたという形です。全体の大きな流れは脚本家の皆さんに作っていただきましたが、さすがドラマのプロだなと思いました。
実は、シーズン2の原案と初の長編小説『変な絵』(双葉社)を書くタイミングが重なってしまい、当時は原稿を書いてお風呂に入って、またドラマの原案を書くという流れでした。ドラマの原案を書くことが、一種のリフレッシュになっていたような気がします」

――舞台となるのはラジオの生放送。ラジオというメディアの特性や舞台としての面白さをどう捉えてらっしゃいますか?

「ラジオはテレビよりも密室感があり、パーソナリティとリスナーの距離が近いので、予定調和じゃないことが起こり得ると思います。私はバナナマンさんのラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』が好きなんですけど、日村(勇紀)さんがスタッフに対してたまっていたことを発散する有名な回がありました。思いがけないことが起きて、リスナーもドキドキしながらライブ感を楽しむ、そういうところがラジオの魅力だと思います。
ラジオは音声だけなので、リスナーは、そこで行われていることを想像するしかない。制約があるからこそ想像が膨らみ、聞く人の数だけイメージが出来上がる。そういう意味でも、やはりラジオは面白いと思います」

――物語の着想は、どのように降りてくるものなのでしょうか。

「自分が感じたことが元になっています。例えば本を読んでいる時に『このシーン怖いな』と思ったり、道を歩いている時に『この景色ちょっと変だな』と思ったり。自分が『怖い』『変だな』と思った気持ちを、別の方法で再現するにはどうしたらいいだろう、と考えて作ります。
子どもの頃から怖がりで、怖いものを敏感に感じ取ってしまう性格でした。それが今につながっていると思います」

――文章を書くということは、雨穴さんにとってどういう位置づけなのでしょうか。

「元々、文章を書くことが得意というわけではないんです。どちらかというと、文章は自分のやりたいことを表現するために必要なツール。本当は漫画家を目指していましたが、絵が下手だったので(笑)、漫画というジャンルでは表現できないなと。だから文章で表現しているという形です」――ドラマ化に続き、「変な家」(飛鳥新社)の映画化も決定しました。周囲の反応はいかがですか?

「家族がものすごく喜んでくれています。私のYouTubeよりもドラマの方を真剣に観ているようで、そこはちょっと複雑な気持ちになりますが(笑)、きっと映画も楽しみにしているのではないでしょうか。。
テレビで放送されると年齢層の高い方にも観ていただけますし、昔からテレビが好きなので、自分が関わった作品がテレビで放送されるというのは、とてもステキな体験です」

――ストーリーテラーとしてはもちろん、エンディングで流れる雨穴さんのダンスも印象的です。どういう経緯で踊ることになったのでしょう。

「YouTubeに踊っている動画を何本かアップしていますが、それを制作チームの皆さんが見てくださって、『せっかくだから踊ってみませんか?』と。元々あまり踊るタイプの人間ではないので、ちょっとした苦手意識はありましたが、実際にやってみると楽しかったです(笑)」


「前作のダンスは自分で考えましたが、シーズン2は、主題歌を担当する新しい学校のリーダーズさんが振り付けを考えてくださいました。メンバーの方が踊っているレクチャー動画をいただき、それを見ながら練習しました」

――主題歌とダンス、とても楽しみです! Instagramでは楽器なども演奏されていますよね。

「YouTubeやTwitterは、何かひと捻りしないといけないという衝動に駆られますが、Instagramはただ弾いているところをアップするなど、完全に趣味の使い方ができるので、気の向くままにやっています」


――桑田佳祐さんのファンだそうですが…。

「桑田さんは、とにかくバランス感覚がスゴい方だと思います。ロックンロールと歌謡曲、大衆芸能とアート、やじろべえのように対極にあるもののちょうど真ん中で、バランスを取ることができる方だなと。トータルでバランスを取りながら、長い間人気者でいらっしゃる姿がカッコイイです」

――少しプライベートなお話を聞けたところで……「もっと雨穴さんを知りたい! 編集部が聞きたい10の質問」と題し、素朴な疑問をぶつけてみようと思います。大丈夫でしょうか?

「はい、大丈夫ですよ(笑)」

――ありがとうございます! それでは参ります。「編集部が聞きたい10の質問」!

Q.好きなおにぎりの具は?
「某コンビニおにぎりのエビマヨです」

Q.子どもの頃、言われてうれしかったひと言は?
「スイミングスクールで初めて背泳ぎをした時、コーチに『かなり上手いです』と褒められたこと。運動音痴なので、スポーツで褒められたのはその時くらいです」

Q.初恋はいつでしたか?
「幼稚園の時に『クレヨンしんちゃん』の野原みさえに恋をしたのが初恋だと思います。他のアニメに出てくるお母さんより人間的で、キャラクターというより1人の人間みたいな部分に惹かれました」

Q.好きな番組は?
「千鳥さんの『相席食堂』が好きです」

Q.好きな芸能人は?
「阿部寛さんです。「TRICK/トリック」はDVDで何回も観ました」

Q.もしも魔法が使えたら?
「別人になってみたいです。例えば阿部寛さんの姿になって、全く違う人生を体験してみたいです」

Q.ストレス解消法は?
「あまり意識してストレス解消しようと思ったことがなく、基本的にはためっぱなしで、知らない間にストレスが消えていきます(笑)」

Q.幸せを感じる瞬間は?
「うさぎが好きなので、実物はもちろん、写真や動画を見た時が幸せです。実際に飼ったこともありますが、実は攻撃的な部分があり、噛まれて血が出たことも(笑)。そういうツンツンした部分も含めて大好きです」

Q.マイブームは?
「漫画の『刃牙』シリーズにハマっています」

Q.睡眠時間はどれくらいですか?
「4〜6時間くらいです。寝不足は得意ではないので、睡眠時間が短い時は昼寝をすることもあります」

――雨穴さん、ありがとうございました。アイドルのような質問ばかりですみません(汗)。ファンの皆さま、喜んでいただけたでしょうか?
雨穴さんが原案を手がけた、ドラマ「何かおかしい2」は、4月4日(火)深夜1時スタート! どうぞお楽しみに!

【雨穴 プロフィール】
インターネットを中心に活動するホラー作家。ウェブライター、YouTuberとしても活動している。著書に「変な絵」(双葉社)、「変な家」(飛鳥新社)があり、「変な家」は、2024年春に映画化される。

【イントロダクション】
あの大炎上でラジオ局ごと潰れた『オビナマワイド』がまさかの復活。
『オビナマワイド・ネオ』という番組名で、インターネットラジオのサイバーネットでリニューアル!
舞台はネット生配信中のラジオブース、第一回のゲストは世界に誇れる日本人映画監督・河園。サプライズ企画で中継が盛り上がる最中、番組スタッフがSNS上のある書き込みに気がつく…それは「#赤いてるてる坊主」という少々意味不明な投稿だった。
生配信が続く。そして視聴者からある悩み相談の電話があり、その内容はなんと「殺したい人がいる」と…。

【番組概要】
【番組名】 「何かおかしい 2」
【放送】4月4日(火)深夜1時スタート テレビ東京ほかにて放送開始。 毎週火曜深夜24時30分放送
【話数】 全12話
【配信日時】 動画配信サービス「Paravi」で、全話先行配信中!
【Paravi】
【YouTube】 
シーズン1 第1話
シーズン1 第2話
シーズン1 第3話
【出演】 浅利陽介、津田寛治、松尾諭、細川岳、いとうあさこ、大久保佳代子、吉村崇(平成ノブシコブシ)、さらば青春の光、もう中学生、景井ひな、井上咲楽、上村ひなの(日向坂46)ほか
【主題歌】新しい学校のリーダーズ「Suki Lie」 (1,3,5,8,10,12話)
三浦透子「intersolid」(2,4,6,7,9,11話)
【公式Twitter】 @nanikaokashi