『LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班』シーズン2、クリストファー・メローニらのインタビューが到着！

2023年3月25日 12時0分

現在、スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメで独占日本初放送中の『LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班』シーズン2より、エリオット・ステイブラー役のクリストファー・メローニ、ジェット・スルートマーカーズ役のエインズリー・シーガー、そしてアヤナ・ベル役のダニエル・モネ・トゥルイットのインタビューが到着した。

『LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班』とは？

『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』でシーズン12までオリビア・ベンソンの相棒を務めたエリオット・ステイブラー（クリストファー・メローニ）を描く『L&O』フランチャイズのスピンオフシリーズ。

『CSI：ニューヨーク』『HAWAII FIVE-0』のミケルティ・ウィリアムソンや、『ボバ・フェット／The Book of Boba Fett』『Lの世界』のジェニファー・ビールズらがシーズン2より出演している。

キャストが語るシーズン2の見どころ

――シーズン2の見どころを教えてください。

クリストファー：本作は、『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』とは違うステイブラー刑事の一面が描かれています。シーズン2では、『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』での過去を彷彿させるようなシーンもあり、ステイブラー刑事は明らかに元パートナーのオリビア・ベンソン刑事（マリスカ・ハージティ）への思いがあるのが分かります。だからこそ、ステイブラー刑事に新しい力強さが生まれたと思います。

シーズン2では、視聴者に３つの異なるストーリーを提供します。序盤の1/3は、私が演じるステイブラー刑事が、東欧のアルバニア系ギャング団に潜入捜査をする話です。彼らの組織の中に入り込んで、とても面白い話になっています。このドラマの製作総指揮のアイリーン・チェイケンが、とても面白くしてくれています。

シーズン1でディラン・マクダーモットが演じたキャラクター、リチャード・ウィートリーは、シーズン2でも登場します。彼は逮捕されましたがそれで終わりではなく、その後の裁判の様子も描いています。麻薬の帝王ウィートリーが逮捕されたことにより、麻薬取引を取り仕切る人間がいなくなりました。しかしその場所に、新たにアルバニア系ギャングが入り込みます。だからこそ私たちは彼らが何を手に入れたのか、知る必要があるのです。

ヴィニ―・ジョーンズ演じるアルビ・ブリスクは、アルバニア系ギャングのリーダーとでもいうべき人物です。彼は最初、私を信用せず好きでもなく、そして組織にも入れたくなかった。しかし、あることがきっかけに、私が彼のことを少し理解できるようになったことで、お互い助け合うような仲になっていきます。この作品は決して、友情ドラマではありません。しかしこの作品は、お互いの才能を惜しみなく尊重し、そしてお互いのニーズ、それぞれの相手から何を得ることができるのかという物語だと思います。

エインズリー：シーズン1で組織犯罪対策チームは、ウィートリー家を追い詰めることが思ったほど簡単ではないことが分かり、その対応に追われました。彼らを逮捕することはできましたがシーズン2に入っても、その余波と彼らの裁判への対処を行っています。シーズン1が終わって3カ月たった今でも、全てが続いています。そして、新たな犯罪組織を逮捕しようとしています。

共同捜査をすることになった麻薬課のブルースターは組織犯罪対策チームに我が物顔でおり、ジェットのデスクを奪いとり、ジェットは隅に追いやられてしまいます。ブルースターは威張り散らして、対策チームを支配しようとしているのです。そのため、組織犯罪対策チームのリーダーであるベルとブルースター、そして他のメンバーたちがぶつかり合っています。そしてお互いが全く相いれない状況の中、どのように共存し、どのように仕事を進めていくかが見どころです。

シーズン2はシーズン1よりも、そして今までの『LAW & ORDER』の世界観と全く違い、より現実的でよりダークな世界感になっていると思います。

ダニエル：シーズン1でウィートリー事件は解決することができました。無事、リチャード・ウィートリー（ディラン・マクダーモット）を逮捕し、彼と子どもたちを裁判所に連れ出すことができました。私たちにとって、大きな成果でした。ところが残念なことに、同僚のディエゴ・モラレスが私たちを裏切り、敵に寝返りました。そして、自衛のためにベルは彼を撃つしかなかったのです。非常に悲しい出来事でした。それが、シーズン1のラストです。リチャード・ウィートリーを追い詰めるため、元妻アンジェラ・ウィートリー（タマラ・テイラー）も最後は命がけで戦っていました。

シーズン2は、シーズン1終了から3カ月後からスタートします。いくつかの変化があります。ベルの妻デニースが子供を出産し、ベルとデニースは新たに親となって奮闘しています。さらに、ウィートリーの逮捕から3カ月経ち、今後彼がどうなるかを追うことになります。そして、ベルとステイブラーは新たな事件へ向かいます。

ステイブラーは潜入捜査に入り、ベルはステイブラーが潜入している新しい犯罪組織を倒すために必要な情報を得ようとしています。捜査協力をしている麻薬課のブルースター巡査部長は、ベルの元上司です。この二人の関係はあまり良くなく、彼から一方的に敵視されています。そして今彼らは、一緒に仕事をすることを余儀なくされています。麻薬捜査担当のブルースターのチームと組織犯罪捜査担当のベルのチームは、新しい犯罪組織を倒すために協力しますが、彼らは常にぶつかり合っています。

ベルとステイブラーの関係はとてもうまくいっていると思います。同僚としてお互いに尊敬しあってきた二人ですが、ステイブラーが潜入捜査を行っていることによって、二人の関係が変化していきます。二人はまだパートナーですが彼は犯罪組織の内部にいて、ベルは捜査本部や事務所におり、別々の場所にいます。ですがベルがステイブラーの上司であることに変わりはありません。ベルとステイブラーは、今シーズンでもぶつかる場面があります。ベルはシーズン1で潜入捜査官を亡くしています。だからこそ、ステイブラーの安全を確保し、自分の監視下で同僚たちを失うことが無いようにと、とても心配しているのです。

この作品はたくさんのストーリーがあり、視聴者たちは大好きなキャラクターたちに何が起こるのかわからず、ハラハラドキドキし続けることになると思います。本当に楽しみです。

本フランチャイズが長く愛される理由とは？

――『LAW & ORDER』シリーズが、愛される理由は何だと思いますか？

エインズリー：『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』のような番組が人々を惹きつけてやまないのは、登場人物たちの人生や希望、そして夢など時間をかけて紡がれているからだと思います。そして視聴者たちは、登場人物たちをとても身近に感じ、彼らの人生における危機の瞬間を見守り続けています。だからこそ、登場人物を応援したくなる。愛してやまない豊かなキャラクターたちがいるからこそ、人々を惹きつけ続けているのだと思います。

特に『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』のオリビア・ベンソン（マリスカ・ハージティ）は、多くの視聴者が彼女に親近感を持ち、励まされています。なぜなら、彼女は勇気ある行動を多く行い、世の中の代弁者でもあるからです。

そしてもう一つは、実際に起きた犯罪をストーリーに盛り込んでいることだと思います。最新ニュースや時事問題からストーリーを得てそれを作品のテーマにする方法は、非常に時事的で人々の興味を惹きつけると思います。

ダニエル：視聴者が『LAW & ORDER』シリーズを見続けてくれるのは、自分の知っているキャラクターと何らかの形で共感できるからだと思います。視聴者の中には、不幸にも性犯罪の被害に遭われた方が多いことを知っています。だからこそ、『LAW & ORDER: 性犯罪特捜班』を見て、自分の身に起きたことに対して、正義の裁きを受ける姿が見たいのだと思います。

そして、『LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班』にしても、この世の中にはコントロールできないことがたくさん起こっていると思います。その中で共感できる人たち、良いことをする人たち、人々を助けよう動いている人たちの姿を見たいのだと思います。

私たちの脚本家たちは作品を継続して視聴してもらえるように、先の見えない展開でドラマを盛り上げてくれています。そして、先ほども言ったように、人々が共感し、応援したくなるような人物像を描いています。ベルやデニースのように子どもと愛すべき家族であったり、クレイジーなウィートリー一家であったりね。ウィートリー一家は、悪人でありながら視聴者が見たいと思うような魅力的な人たちであり、そして犯罪一家の一員でありながら、お互いを思いやる気持ちも見ることができます。だから、良い作品になる要素は全て揃っていると思います。

『LAW & ORDER: 組織犯罪特捜班』シーズン2は毎週月曜日、スーパー!ドラマTV #海外ドラマ☆エンタメにて放送中。（海外ドラマNAVI）