【ニッチな掃除グッズ】冷蔵庫の「自動製氷機」を掃除したことある?話題の専用クリーナーを試してみた!

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冷蔵庫の自動製氷機って、掃除したことありますか?恥ずかしながら、ココを掃除することって思いもしませんでした。でも、見えない部分の汚れってどうなっているんでしょう。それと、どう掃除をしたら…?でも、ようやく答が見つかりました。お昼の情報番組『ヒルナンデス!』で、こちらの商品を紹介していたんですよ。ホームセンターのカインズさんのオリジナル商品「製氷機クリーナー」です。さっそくわが家の冷蔵庫で試してみましょう。詳しくレポートします!

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カインズの「プロ仕様洗剤シリーズ」で売り上げトップ!? 製氷機クリーナーとは

冷蔵庫についている自動製氷機を愛用している方は多いのでは?寝ている間などに製氷してくれて、とっても便利ですよね。
お風呂やキッチンなど水回りの設備は水垢が付着してしまうので、こまめなお掃除が欠かせません。でもわたし、今の冷蔵庫を買って早5年、製氷機を掃除した覚えがないんです…。
洗剤を買うにしても、製氷機がどんな構造になっているかわからないし、直接口に入れるものを作る部分なので、危険なものは使いたくないですよね。

そこで、カインズの製氷機クリーナーの登場です!



カインズ では、「プロ仕様洗剤シリーズ」と銘打って、ニッチでピンポイントな洗剤を取り揃えています。その中で売り上げNO.1なのが、この「冷蔵庫の製氷機クリーナー」だとか。このアイテム、製氷機のパイプの中まで洗浄・除菌してくれるうえ、食品由来の成分で作られているのもうれしいポイントです。
パッケージによると、成分はクエン酸、リンゴ酸、赤シソ抽出液、水の4つ。
容量200mlなのでボトルは小ぶりで、スティックのりと比べるとこのくらいの大きさです。



実店舗でもオンラインでも購入出来て、わたしがオンラインで購入したときは税込398円でした。
使用頻度は1~2か月に1度とのことなので、半年分として3本購入してみました。



カインズ「プロ仕様洗剤シリーズ」製氷機クリーナーの使い方

ここからは、実際に使った様子を紹介します。
詳細な使用方法はパッケージに記載されていますので、ご使用の際はそちらをしっかり確認してくださいね!
ちなみに、使用方法の横には「次回の洗浄目安シール」と「注意喚起シール」が用意されています。ハサミを使わずにペリペリと切り離せて便利です。



では、製氷機クリーナーで、わが家の製氷機の5年分の汚れをきれいにしちゃいます。

1.  製氷ケースの氷と給水タンク内の水をすべて捨てます。

↓そもそも製氷ケースが汚いのでした…。





2.  空になった給水タンクに製氷機クリーナー全量と水200mlを投入し、よく振ります。
しっかりと混ざったら製氷機に戻し、通常通り製氷します。

↓製氷機クリーナーを入れて、



↓水200mlも入れます。色水の実験みたい!



↓給水タンクを冷蔵庫内に戻します。わたしは速氷モードを使用してみました。



時刻は朝9時過ぎ。氷が出来るまで、家事や仕事をしようと思います~。



3.  製氷が完了して、製氷ケースにピンク色の氷が。
食品由来の成分ではありますが、この氷は絶対に食べないでくださいね!
また、酸性の氷なので手に傷があると沁みます。沁みると痛いので、触らずに捨てることをおすすめします(わたしはうっかり触りました)。
わが家の冷蔵庫は450ℓの大容量タイプで、給水タンクが空になるまで12時間ほどかかりました。



4.  給水タンクをすすぎ、今度は水だけで製氷します。ピンク色の氷が出なくなったら、お掃除完了です!
給水タンクと製氷ケースを洗ってから、通常通りの使用を再開します。
おいしい氷でかんぱ~い!



製氷機クリーナーのあと、何回目の氷から食べられる?

ここで少々疑問が。
製氷機クリーナーが混じった氷は絶対に食べられないのですが、クリーナーを使用後、何回製氷したら安全な氷になるのでしょう。

そこで、製氷1回目(クリーナー投入時の氷)から4回目までの氷を溶かし、pH値を測ってみることにしました。
1回目に400ml(クリーナー200ml+水200ml)を給水タンクに投入したので、2回目以降も水400mlで製氷しています。



リトマス試験紙を使って出た結果がこちらです。



赤みが強いほど酸性も強く、1回目(クリーナー投入時)の氷はリトマス試験紙が真っ赤に反応しました。
2回目の氷はピンク色ではないのですが、リトマス試験紙はやや赤くなりました。
3回目以降は黄色(中性)にちかい色なので、氷を食べても問題なさそうです。
1回の製氷に12時間かかるとして、製氷3回だと36時間。数分で終わるものではないので、計画的なご使用をおすすめします。夏が始まる前にお掃除しておくとよさそうです。

※ただし、こちらはわが家の製氷機での結果なので、あくまで参考程度です。ご使用の際は、実際の氷の状態で判断してくださいね!

かゆいところに手が届く!カインズの「プロ仕様洗剤シリーズ」

カインズの「プロ仕様洗剤シリーズ」は、製氷機クリーナーのほかにも便利なお掃除グッズがそろっています。
わたしは製氷機クリーナーのほかに「ふるだけボトルクリーナー」と「キッチンのコゲおとし」を購入してみました。



「ふるだけボトルクリーナー」は、洗いにくい水筒の茶渋汚れやニオイを落とす洗剤です。スポンジなどの道具が不要で、水と一緒に水筒にいれて振るだけできれいになるのだそう。
「キッチンのコゲおとし」は太いチョークのような見た目で、先端に水をつけてコゲの上を滑らせると、汚れがスルスル~と溶けていきます。コゲだけでなく、ギトギトの油汚れにも効くのだとか。五徳など掃除しづらい形状部分のお掃除にも便利です。
今回はすべてキッチン用洗剤でしたが、「プロ仕様洗剤シリーズ」にはお風呂用洗剤やトイレ用洗剤、上履き用洗剤などもそろっています。

かゆいところに手が届くアイデアはもちろんのこと、パッケージのシンプルさも素敵ですよね。それもそのはず、「プロ仕様洗剤シリーズ」は2022年度のグッドデザイン賞を受賞しているのだとか。出しっぱなしにしても景観を壊さないですし、オシャレなデザインでお掃除のたびに気持ちが上向きそうです。
今回は製氷機クリーナーの使い心地を紹介しましたが、ぜひほかの「プロ仕様洗剤シリーズ」も使ってみてくださいね。オシャレなパッケージも相まって、そろえたくなる洗剤でした!

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