始めるなら2023年のうちが得?今こそ知っておくべき「NISA」とは
最近なにかとニュースやSNSで話題の「NISA」。
耳にしたことはあるけど、具体的に「NISA」が何なのか知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな方々向けに「NISA」がどういった制度なのか、なぜ今話題なのか、わかりやすく説明します。
「NISA」とは税制優遇制度のこと
NISAは「少額投資非課税制度」といって、資産形成の手助けとなる税制優遇制度です。
通常、投資では株式・投資信託の値上がり益や配当金(分配金)に対して、20.315%の税金がかかります。
ですが、NISA口座で運用した場合、得られる利益に税金はかかりません。
つまり、NISA口座で運用すると、投資で得た利益がまるっとそのまま手に入るのです!
「 一般NISA 」と「つみたてNISA」のちがい
NISAには「一般NISA」と「つみたてNISA」の2種類が存在します。
この2つの制度では、投資方法や投資対象商品、運用できる期間などが大きく異なります(下記画像参照)。
一般NISAとつみたてNISAは併用することができないので、自分に合う制度を選択・活用しましょう。
投資そのものに対する不安と疑問
NISAを始める以前の話として、「投資」自体に抵抗のある方は多いでしょう。まずは簡単な疑問、不安にお答えします。
【1】投資ってたくさん資金が必要じゃないの?
NISA(少額投資非課税制度)を使った場合は、その名のとおり、少額(100円)から始めることができます。
まとまったお金がなくても大丈夫。少額から自分のペースで資産運用を始められます。
【2】投資に関する知識がないまま始めても大丈夫?
つみたてNISAの場合、金融庁が一定の基準を満たしていると認めた「投資信託」から選ぶだけ。
自動積立なので、いちど設定すれば、その後は基本手間要らずなので、初心者にぴったりの資産形成方法と言えるでしょう。
知識は、実際に投資をしながら身につけましょう!
【3】損しないか不安
長期・積立で継続投資することでリスクを分散できます。
値段が高いときは少なく買い、値段が安いときは多く買うという「ドルコスト平均法」で、リスクを分散して投資します(投資時期の分散)。
また、選べる投資信託はいずれも「資産・銘柄」や「投資地域」が分散されたものがほとんど。
短期的に損することがないとは言い切れませんが、長期的に見れば損する確率は大きく減ります。
筆者も愛用! NISAを始めるのにおすすめの「楽天証券」
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楽天証券は、NISA口座開設数が3年連続No.1(2022年3月30日発表)と人気で、私も楽天証券でつみたてNISAをしています。
とくに魅力的だと感じているのが、積立投資で楽天ポイントを貯められるところ! その貯めたポイントでさらに投資信託を購入しています。
その他、楽天証券をおすすめできるポイントを並べてみました。
【1】楽天ポイントで投資できる
「楽天ポイント」で投資信託、国内株式(現物)、米国株式(円貨決済)の購入ができます。
【2】楽天カードを使って投資信託積立でポイントが貯まる(つみたてNISA)
楽天証券のつみたてNISAは、クレジットカード決済に対応しており、積立投資額に応じて楽天ポイントが貯まります。
【3】とても豊富な取り扱い商品
楽天証券はつみたてNISA・一般NISA対象商品の取り扱いが非常に豊富です。
【4】NISA口座(一般NISA・つみたてNISA)は手数料もお得
口座開設料・管理料0円を始め、投資信託・株式の買付手数料も無料。実際に必要になるのは投資資金のみです!
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2024年1月1日からは「新NISA」がスタート!
2014年から始まったNISAという制度ですが、このたび制度が改正されて、2024年から「新NISA」としてスタートすることになっています。
具体的にどのように変わるのか下表にわかりやすくまとめてみました。
いずれも資産形成をしている人にとって、非常にありがたい改正点です。
たとえば、つみたて投資だけでも120万円まで(現行は年間40万円まで)投資できるようになります。
「毎月10万円のつみたて」をひとつの目標にすれば、節約・家計改善・副業などへの取り組み甲斐が生まれますね。
2024年まで待つ必要なし。NISAを今、始めるべき理由
新NISAを見ると、始めるのは2024年まで待ったほうがいいのでは? と思われる方もいらっしゃると思います。
ですが、じつはNISAを始めるなら今がおすすめとも言えるのです。
なぜなら、現行の NISA については、2023年12月末で買付ができなくなるいっぽう、すでにNISA口座内にある金融商品については、新しいNISA制度における非課税限度額とは別枠で、非課税運用を続けることができるからです。
ですから、今回のNISA改正のニュースでNISAを始めたいと思われたなら、改正まで待たずに現行のNISAを始めてしまうのはアリ。
ここでもやはり、楽天証券がおすすめです!