【武豊日記】ワンチャンスあると思っています
サウジカップ諸競走で、日本馬が3勝。特に、世界最高賞金のサウジカップを優勝したパンサラッサの快走には胸が躍りました。優勝賞金は日本円換算で約13億5000万円。よく整備されたトラックでの競馬なら、日本馬は強いです。悔いが残るのは、ボク自身があの場に居れなかったことですね。
今朝はドウデュースの追い切りに騎乗しました。CWコースで、6ハロンから83.2-67.4-51.4-35.9-10.6という時計。最後の脚は乗っている実感としてムチャクチャ速くて、追う暇もありませんでした。見た目からして全体の雰囲気がシュッとしてきましたし、京都記念を使ってグンと上向いているのがわかります。
ドウデュースの次走は、3月25日のドバイターフ(UAEドバイ、メイダン競馬場、芝1800m、G1)。今度はボクらがビッグマネーを掴んでくる番です。
今週末は土曜阪神、日曜中山の予定。先週の競馬は風が冷たくて、ジョッキーの体感として極寒の競馬でしたが、3月を迎えたからにはそんな心配もないでしょう。土曜、チューリップ賞のモズメイメイ、日曜ディープインパクト記念のゴッドファーザー。どちらもワンチャンスあると思っています。