結婚を諦めたらどうなる? 後悔は? 20〜40代の独身男女1000人の“本音”
ノマドマーケティング(東京都渋谷区)が運営する婚活・恋活や街コンなどを中心とする男女の出会いメディア「e-venz(イベンツ)」が、「結婚を諦めたことに関するアンケート調査」を実施。その結果を発表しました。
調査は、1月10日、全国の25〜49歳の独身男女1000人を対象にインターネットアンケートで実施。
どれだけの男女が結婚するのを諦めているのかを調査。「結婚を諦めた」と回答した男性の割合は、20代が36%、30代が55%、40代が71%でした。一方の女性は、20代が54%、30代が52%、40代が70%という結果に。全体としては、男性の62%、女性の60%が「結婚を諦めた」ということです。
「結婚するのを諦めた」と回答した人に、「結婚を諦めて後悔したこと」はあるかと質問したところ、男性は17%、女性は15%いました。男女共にほとんど差はなく、後悔している人の割合は少ないようです。
「結婚するのを諦めて後悔した」理由についてはランキング形式で発表。
3位は男性9%、女性12%が答えた「将来・老後の不安」。2位は男女共に16%が回答した「子供が欲しかった」。そして1位は男性26%、女性16%の「孤独・寂(さみ)しい」でした。男性からの回答では「結婚している人がうらやましい」、女性からは「周りの目が気になる」という声も寄せられたということです。
「結婚を諦めた理由」は何だったのか聞くと、男性は「経済的に余裕がない」が19.1%とトップに。続いて「年齢的に諦めた」が11%、「元々結婚願望がない」が10.7%という結果になりました。
一方の女性は、「元々結婚願望がない」が20.4%でトップ。次いで「出会いがなかった」が12.9%、「年齢的に諦めた」が10%でした。男女共に寄せられた理由の中には、「一人の方が気楽だから」「面倒くさい」「向いていない」といった声も挙がりました。
また、「結婚するのを諦めた」と回答した人に、「結婚を諦めてから気持ちが楽になったのか」という調査も実施。「気持ちが楽になった」と回答した男性は約6割、女性は約7割いて、結婚というプレッシャーから解放された傾向が見られました。