業務スーパーで販売されている『チキンライス』をご存じでしょうか。

ケチャップをベースにしたチキンライスの冷凍品です。具材は少なめで味付けもシンプル寄り。これといった特徴は見当たらないクオリティですけど、簡単調理と食べきりボリュームのおかげでチョイスしやすい一品ですよ。

真秀コールド・フーズ|チキンライス|99円

業務スーパーでは99円(税込、税抜92円)で販売中。内容量は200g、カロリーは100gあたり163kcal(脂質 2.5g、炭水化物 30.8g)。製造・販売は真秀コールド・フーズ。

コスパ(単価)は100gあたり約50円。同じ製造者の大ボリューム品『チキンライス』(1kg・516円・約52円/100g)よりも僅差でコスパ優秀です。いずれも西日本エリアの業スーでよく見かける商品。東日本エリアだと全国農協食品製造の『チキンライス』(200g・99円)を販売する店舗が多めですね。

調理方法は耐熱容器に移してラップをかけ、レンジ(500W)で約3分40秒チンするだけ。フライパンで中火にかけて2〜3分ほど炒めてもOKです。どちらの方法でも大差はありませんが、フライパン調理のほうが多少パラッと仕上がります。

玉ねぎ、人参、鶏肉を具材にした国産米のチキンライス。ライスは粘り気のあるもっちり寄りの食感です。具材はいずれも細切れで、食感の主張は弱め。特に鶏肉の小ささは価格相応といった感があります。

ベースのトマトケチャップは素直な効き方。甘みも酸味も強すぎず、あっさりクセのない味わいです。野菜の香味と鶏肉の旨みに自然に下支えされており、バランス自体は問題なし。ただ、具材が少ないせいもあって単調さは否めません。

あえてアレンジするほどのクオリティではないものの、適当に卵を添えてオムライス風にするのはおすすめ。腹八分目の食べきりボリュームなので、軽めのランチや小腹満たし用途には問題なく買ってOKですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

国産米を使用した一人前ボリュームの冷凍チキンライス没個性ながらバランスは良い、まったりと甘酸っぱい味付け具材の量とバリエーションが少なく、全体的には格安品らしいクオリティこってり寄りの味付けが好みなら『チキンライス』(1kg・516円)がおすすめ