高速道路の通行止めは″東”へ 九州〜中部まで広域に 今後さらに拡大か
中国地方でも通行止め拡大してきました。
台風 九州〜中部で通行止めに
2022年9月19日(月)19時30時現在、台風14号の影響により高速道路で広域に通行止めが発生しています。
中国道 西宮名塩SA付近。19日19時30分頃(画像:NEXCO西日本)。
九州は一時、NEXCO西日本が管轄する全ての高速道路が通行止めになりましたが、現在は九州道の福岡県内、熊本県内、南九州道、長崎道、西九州道の一部で解除となっています。
代わって通行止め区間の多いのが中国地方です。中国道と山陽道は山口県内全域、広島県内でも西部を中心に通行止めとなっています。四国は松山道の愛媛県内、徳島南部道などで通行止めです。
海峡部など海に近い箇所では、風の影響で広く通行止めが発生しています。本州と四国を結ぶ瀬戸中央道(瀬戸大橋)、神戸淡路鳴門道(明石海峡大橋、大鳴門橋)の一部のほか、関西では関空橋、東海では伊勢湾岸道と名二環の一部が通行止め。日本海側の舞鶴若狭道も福井県内で通行止めが発生するなど、影響が広域となっています。
NEXCO3社とも、今後通行止めとなる見込みの具体的な区間を挙げて注意を呼びかけています。NEXCO中日本管内では東海環状道、東海北陸道のほか、東名や新東名でも20日0時以降、通行止めの可能性があるといいます。
NEXCO東日本は、20日にかけ東京湾アクアライン(連絡道含む)のほか、北海道の高速道路で通行止めの可能性があるとしています。
また各社とも、高速道路の利用を控えるよう呼びかけています。