東海環状道の最長トンネル「岐阜山県第一トンネル」貫通へ! 2024年度開通めざす
開通に向けて大きな進展を迎えました。
名神〜東海北陸道をバイパスする区間
工事が進む東海環状道(画像:国土交通省)。
国土交通省 岐阜国道事務所は2022年9月15日(木)、全通をめざし整備が進められている東海環状自動車道のうち、2024年度に開通予定の山県IC〜大野神戸IC間にある「岐阜山県第一トンネル(仮)」がまもなく貫通を迎えると発表しました。
東海環状道は中京圏辺縁をむすび、新名神・名神・東海北陸道・中央道を環状に連絡する道路です。
現在、新名神の豊田東JCTから反時計回りに、東海北陸道の美濃関JCTを越えて、山県ICまでが開通済み。そこから西半分はブツ切りで、大野神戸IC〜養老JCT〜養老IC、大安IC〜新四日市JCTの2区間が先行開通しています。
そのうち北西部の山県IC〜大野神戸IC間が、2024年度に開通予定。今回貫通するトンネルは、東海環状道の中で最長のトンネルとなります。長さは、5000mを越えないギリギリの4931mとなっています。
この区間が開通すれば、名神と東海北陸道がバイパス接続され、慢性的な渋滞が発生する一宮JCT周辺を避けて相互移動ができるようになります。
ちなみに残り2工区の開通予定は以下のとおり。
・養老IC〜北勢IC(仮称)、18.0km:2026年度(用地取得等が順調な場合)
・北勢IC〜大安IC、6.6km:2024年度