京阪本線「寝屋川市〜枚方市」高架化ついに起工 開かずの踏切解消 「ひらパー」見下ろす?
国道の高架またぎますからね!
ひらパー横の線路も高架化 事業区間5.5km
京阪電鉄は2022年9月11日(日)、大阪府と寝屋川市、枚方市とともに、「京阪本線(寝屋川市・枚方市)連続立体交差事業」の起工式を実施しました。
枚方市の地上を通る京阪本線。手前の国道1号の高架より高い高架になる。奥はひらかたパーク(画像:Google)。
事業区間は両市内およそ5.5km。京阪本線は寝屋川市駅、枚方市駅前後がすでに高架化されており、今回はその両駅のあいだの区間を高架化するものです。これにより香里園、光善寺、枚方公園の3駅が高架駅となります。
高架化で除去される踏切21か所のうち、13か所は1時間あたり40分以上遮断される「開かずの踏切」です。これによる交通渋滞と踏切事故の解消、鉄道による地域分断の解消などに主眼が置かれています。
途中、香里園駅の南側で国道170号が、光善寺〜枚方公園間で国道1号がそれぞれ鉄道をまたいでいますが、鉄道高架はこれをまたぐため、両箇所では高さが17mほどになります。枚方公園駅が最寄りの遊園地「ひらかたパーク」の横を通る区間は、高さ11mほどです。
この事業は2013(平成25)年に都市計画決定。19年度から準備工事が始まっており、すでに線路に並行して連続的に用地が確保されているところもあります。