セビージャで居場所を失ったロニー・ロペス、3度目のレンタルへ…買い取りOPなしでトロワに加入

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 セビージャは23日、ポルトガル人FWロニー・ロペスがトロワへレンタル移籍することを発表した。

 2020−21シーズンはニースへ、翌2021−22シーズンはオリンピアコスへとレンタル移籍していたロニー・ロペスが、今シーズンは再びリーグ・アンでプレーすることとなった。レンタル移籍期間は1年間で、買い取りオプションは付随していない。

 ロニー・ロペスは1995年12月28日生まれの現在26歳。ユース年代でベンフィカからマンチェスター・Cのアカデミーへと移籍し、2013年1月のFAカップ3回戦ワトフォード戦でトップチームデビューを飾った。2015年夏にはモナコへと完全移籍で加入。レンタル移籍期間を経て、2019年夏に移籍金2500万ユーロ(現在のレートで約34億円)でセビージャへと完全移籍した。ラ・リーガ初挑戦となった2019−20シーズンはわずか5試合の出場に。スペインでは輝きを放つことができず、翌シーズンからはレンタル移籍を繰り返している。

 なお、ロニー・ロペスとセビージャの契約は2024年夏までとなっている。クラブを率いるフレン・ロペテギ監督の構想外となっているものの、今夏は完全移籍での買い取り手が現れず。慣れ親しんだリーグ・アンで再起を狙う。

 今シーズン、トロワはリーグ・アン開幕から3連敗を喫している。昨季のリーグ・アンは15位でフィニッシュし、1年での2部降格は免れたものの、今季は厳しいスタートに。クラブにはかつてフランス代表として活躍したDFアディル・ラミも在籍している。

【画像】トロワがロニー・ロペス獲得を発表

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