大谷翔平、97球力投→3安打→27号 実らぬ孤軍奮闘に米嘆き「1人でどうにもならない」
マリナーズ戦に「2番・DH」で出場
米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地マリナーズ戦に「2番・DH」で先発出場。9回に27号2ランを放つなど4安打4打点の大暴れを見せたが、チームは7-11で敗れた。2戦前には先発登板して6回7安打2失点と力投。前日は3安打を放つも、チームは3連敗。孤軍奮闘ぶりに、米記者は「エ軍の選手が彼について行けない」「1人ではどうにもならない」と嘆いている。
大谷が4安打の大暴れだ。初回に右前打を放つと、5回に適時中前打、7回には適時三塁打で猛打賞をマーク。6点を追う9回1死二塁の場面では、低めの変化球をセンター方向にはじき返して27号2ラン。豪快な一打で歓声を浴びた大谷は、表情を変えることなくダイヤモンドを一周した。
チームは2桁失点で敗れて3連敗。大谷は15日(同16日)のマリナーズ戦で二刀流出場し、6回97球の力投で2失点と好投するも勝てず。前日も3安打を放っていたが、この日の敗戦でチームは3連敗となった。ツイッター上の米記者も、大谷の孤軍奮闘ぶりを伝えている。
MLB公式サイトのエンゼルス番レット・ボリンジャー記者は「ショウヘイ・オオタニは5打数4安打。最近5試合での打率は18打数10安打で.526だ」と、直近の好調ぶりを紹介。米スポーツ誌「スポーティングニュース」のダニエル・ヤノフスキー記者は「オオタニによる素晴らしいゲーム。それでも残念ながら、残りのエンゼルス選手たちが彼についていけなかった」と皮肉交じりにつぶやいた。
AP通信のグレッグ・ビーチャム記者は「エンゼルスは球宴後初のスイープを食らった。3試合で25失点を喫している。ショウヘイ・オオタニは2ラン本塁打や三塁打などで4安打4打点。しかし彼1人ではどうにもならない決定的な証拠である」とツイートしていた。
(THE ANSWER編集部)