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大谷は「2番・投手兼DH」で先発出場。今日もスライダーが効果的に決まっている。(C)Getty Images

 エンゼルスの大谷翔平が現地3日(日本時間4日)、本拠地でのアスレチックス戦に「2番・投手兼DH」のリアル二刀流で先発出場。1918年ベーブ・ルース以来、104年ぶりの2桁勝利&2桁本塁打の偉業に挑んでいる。

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 第1打席はショートゴロ、第2打席はセンターフライに終わったが、迎えた5回の第3打席にレフト線への2塁打を放った。2死無塁から先発左腕コール・アービンのインコースの速球を上手く捉えた技ありのバッティングに、ホームのファンから大きな歓声がわいた。第4打席はショートゴロに倒れたものの、チームは3−1で勝利し、8月を白星スタートとしている。

 現地2日の午後6時にトレード期限を迎え、エンゼルス残留が決まった大谷。少なくとも今季終了までは、プレーオフ進出の可能性が低いエンゼルスでプレーすることになる。とはいえ、大谷は来季終了後にFA権を獲得するため、今季終了後にもまたトレード話が浮上するのは間違いない。その時にチームと大谷はどんな決断を下すのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]