業務スーパーで販売されている『やきとり炭火焼 タレ付きジャンボ鶏もも串』をご存じでしょうか。

甘辛だれを絡めた状態で冷凍された、鶏もも肉の焼き鳥です。大きめサイズで食べごたえがあり、食感の良さも申し分なし。いたって平凡な味付けですけど、手軽に用意できるビールおつまみとして重宝する一品ですよ。

業務スーパー|やきとり炭火焼 タレ付きジャンボ鶏もも串 20本入|1,188円

業務スーパーにて1,188円(税込、税抜1,100円)で販売中。冷凍鶏もも串が20本入って、内容量は1kg(1本50g)。カロリーは1本あたり83kcal(脂質 3.4g、炭水化物 7.0g)。神戸物産が中国から輸入・販売するプライベートブランド品。

コスパ(単価)は100gあたり約119円、1本あたりは約59円。タレなしの姉妹品である『やきとり炭火焼 ジャンボ鶏もも串』(1kg・1,074円・約107円/100g)よりもちょい高め。同じくタレ付きの『炭火焼とり もも串』(1.35kg・1,490円・約110円/100g)よりは手頃ですけど、コスパで見ると本品のほうが若干割高なポジションになります。

調理方法は耐熱皿に移してラップをかけ、レンジ(500W)で1本あたり約2分チンするだけ。フライパン加熱も一応可能ですけど、そこまで仕上がりは変わらないので、手軽なレンジ調理のほうがおすすめです。

大きめにカットされた鶏もも肉オンリーのシンプルな焼き鳥です。砂糖醤油ベースのたれは素直な甘さで、クドさを感じないちょうど良い濃さ。肉の臭みやみりんのクセなども感じず、とにかく素朴で食べやすい味付けですね。

もも肉自体はあっさりした旨みで、弾力よりはプリッとした柔らかさが際立っています。肉汁感はそこそこながら、脂っこい感じもなく、そつのないおいしさです。あえて不満点を挙げれば、焼き目の香ばしさがいまいち。どうしても風味が単調で、没個性な印象は否めません。

味付けが変えづらいのでアレンジの幅は狭いものの、串から抜いて焼き鳥丼にする用途には便利です。目立った欠点はありませんし、肉の食感も優秀。簡単調理のおかげもあって、無難にチョイスしやすいおつまみ惣菜ですよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

甘辛だれを絡めて冷凍された、大きめサイズの鶏もも串硬さのないプリッとした柔らか食感と程よい味付けの濃さで食べやすい個性は弱いけど、手軽に用意できるビールおつまみとして堅実な仕上がりアレンジ自由度を重視するなら『やきとり炭火焼 ジャンボ鶏もも串』(1kg・1,074円)がおすすめ