アトレティコがDFエメルソンに関心も…トッテナムに放出の意思はなし?

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 アトレティコ・マドリードが、トッテナムに所属するブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルに関心を示しているようだ。29日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 現在23歳のエメルソンは2019年夏にバルセロナとレアル・ベティスが共同でアトレチコ・ミネイロから獲得し、2020−21シーズンまでバルセロナからのレンタル移籍という形でベティスでプレー。昨年夏にバルセロナの一員となっていたが、同年8月末にトッテナムへと完全移籍で加入した。2021−22シーズンは公式戦41試合に出場していた。

 そんなエメルソンに対し、今年1月の移籍市場でイングランド代表DFキーラン・トリッピアーを放出したアトレティコ・マドリードが関心を示しているという。報道によると、同クラブはエメルソンの獲得に向けて1年間のレンタル移籍でのオファーを提示した模様。しかし、トッテナムは昨年夏に2850万ポンド(約47億円)で加わった同選手を現時点では放出するつもりはなく、交渉は進展してないようだ。

 昨年夏にもエメルソン獲得に興味を示していたものの、トッテナムとの争奪戦に敗れていたアトレティコ・マドリード。今夏も同選手に関心を持っているようだが、果たして獲得することはできるのだろうか。