Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』のセット&コンセプトアートが7日、お披露目された。さらに、モーガン、カヤ、クラハドール、ゼフ、ジュラキュール・ミホーク、ノジコを演じるキャストが発表された。

ゴーイングメリー号のコンセプトアート

尾田栄一郎氏による人気コミック『ONE PIECE』は、全世界累計発行部数4億9,000万部を突破、長年にわたって世代を問わず、世界中に熱狂的なファンを持つ作品。1997年『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が開始され、伝説の“海賊王”ゴール・D・ロジャーが残したと言われる“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡り、主人公モンキー・D・ルフィが率いる海賊“麦わらの一味”が冒険へと繰り出す壮大な物語だ。

ルフィを演じるイニャキ・ゴドイら、キャスト陣が発表されるたびに注目を集めてきたこのプロジェクト。このたび、壮大な世界の誕生を感じさせるゴーイングメリー号などのコンセプトアートと、広大なセットの一端を収めたイニャキ&製作陣のコメント付き映像が公開された。

尾田栄一郎氏と『週刊少年ジャンプ』編集部が様々なハードルを乗り越えられると確信したことで、初めて実現した今回の実写化。先日、“麦わらの一味”を演じるキャスト陣のSNSを通じて撮影開始が告げられ、本格始動したプロジェクトだが、今回の映像では、イニャキが「南アフリカで撮影中の『ONE PIECE』!早速スタート!早く!」と、ルフィのような快活さで“出航”を宣言。続いて、“麦わらの一味”の最初の船であり大切な仲間“ゴーイングメリー号”や、海上レストラン“バラティエ”、物語の始まりの舞台“フーシャ村”など、おなじみの世界が生み出される様子が映し出されるとともに、ショーランナーのマット・オーウェンズは「原作の世界が再現されていく様子は見ていて感動的でした。細部までこだわって作り上げるため多大な時間を費やしています」と作品への愛とこだわりを熱弁する。

そんな『ONE PIECE』の物語をさらにドラマチックに彩るのは、海外のドラマ・映画で活躍を見せている新進気鋭のキャスト陣。

逆らう者は味方だろうと容赦なく処刑し、シェルズタウンを恐怖支配していた“斧手のモーガン”を演じるのはラングレー・カークウッド。シロップ村の大富豪の病気がちなお嬢様で、ウソップにウソの冒険話をしてもらい元気付けられていた少女カヤには、透明感あふれるセレスト・ルーツが扮する。カヤの家の執事を務めるクラハドールを演じるのは、ドラマ「ウォリアー」等のアレクサンダー・マニアティス。

さらに、海上レストラン“バラティエ”のオーナーであり、かつては”赫足”と恐れられるほどの海賊で、コックに転職した男ゼフには、渋さ満点のクレイグ・フェアブラス。そして原作でも未だ謎に包まれた存在であり、“王下七武海”の一人で“鷹の目”の異名を持つ世界最強の剣士ミホークには、鋭い眼光を覗かせるスティーヴン・ウォード。ナミの義理の姉ノジコを若き新星チオマ・ウメアラが演じる。

Netflix シリーズ「ONE PIECE」全世界独占配信 / (C)尾田栄一郎/集英社