システムインテグレータは、デジタル・インフォメーション・テクノロジー(以下略、DIT)と同社のExcel業務改善ソリューション「xoBlos(ゾブロス)」の販売代理店契約を締結、6月1日より提供を開始した。

「OBPM Neo」と「xoBlos」の連携(同社資料より)

DITの「xoBlos」は、Excel業務に特化した自動化プラットフォームで、Excelを使った伝票作成、集計、チェック作業など多様な業務を自動化するだけでなくRPAシステムやWebアプリケーションと連携し、緻密なデータ分析を自動で行う情報分析基盤としても活用できる。一方、システムインテグレータは、統合型プロジェクト管理ツール「OBPM Neo」を自社開発、プロジェクトの原価、採算、進捗、要員、リスクなどの情報を集約し、プロジェクト単位で情報の見える化や業務プロセスの標準化を可能にする。

経営層から現場業務までデータ分析の重要性が増しているが、両製品のデータを連携すると「OBPM Neo」に蓄積したプロジェクトデータや他ツールからユーザー独自のフォーマットで収支や進捗、品質などのレポート作成の自動化も可能になるなどプロジェクト分析がさらに広がる。企業内情報の再利用やデータドリブンに基づいた企業経営のためのデータ基盤としての活用なども期待される。両社は、今後更なるシームレスな連携のためにシステムインテグレータに「xoBlos」をOEM提供する予定があることを発表している。

「OBPM Neo」と「xoBlos」のシステム連携イメージ(同社資料より)