飲んべえアイドル今野亜美と台湾せんべろの旅~言葉の壁に愛を燃やして~ - 今野 亜美
※この記事は2017年12月29日にBLOGOSで公開されたものです
BLOGOS読者の皆様こんにちは、飲んべえアイドルの今野亜美です。突然ですが、どうですかこの味のある光景。台湾映画に出てきそうですね。そうなんです、この間、台湾に行ってきました。
LCCを使って弾丸トラベラー
実は私、結構な弾丸ツーリスト。アジアの国には頻繁に旅行に行っちゃうので、今回はそんな私が知っている現地の楽しみ方を紹介できればいいなと思いまして。日本国内でも海外でも、いつも思いついたらすぐ行動って感じで、勢いとノリでよく旅行に出発します。台湾とか韓国ってLCC路線も多くて、今はすごくリーズナブルな価格で行けるんですよね。ハードな旅もそんなに苦じゃないので、この間は、韓国からの台湾っていう弾丸ハシゴ旅にも行ってしまいました。
今回の目的地はこっちです。
今日は、日本でいう居酒屋みたいな熱炒(ルーチャオ)っていうお店に行って、その楽しみ方をレポートしたいと思います。
台北市内には、「熱炒ストリート」という通りがあって、ここには熱炒がたくさんあります。今歩いている長安東路一段っていう通りなんですけど、MRT(地下鉄)だと中山駅や善導寺駅から歩いて15分くらいです。
ということで、人気だと聞いていた一軒に入ってみました。前に来た時に、大勢のお客さんでにぎわってるなーと思っていたんです。
日本語メニューもあって安心
何を頼もうかな。日本語のメニューもだいたいのお店に置いてあります。オーダーを決めたら注文用紙に数を記入していきましょう。どれも安いな。熱炒はお店の前の目立つところに、海鮮がドーンと並んでいるのも特徴。別の時に行った店ですけど、こんな感じ。
めっちゃ水槽。スーパーみたいに氷の上で魚を見せたり、水槽で選ばせたり、お店によっていろいろです。
食べたいものを店員さんに注文しましょう。どうやって調理されるのか楽しみですね。
お酒はセルフサービスで
お酒は自分で冷蔵庫から取り出して、最後に精算してもらうスタイルです。ビール行っちゃおうぜー!台湾ビールというブランドが何種類かありました。美味しそう~!
最初の料理がきました!
ソフトシェルの炒め物を炒めた料理。ピリッと唐辛子が効いていて美味しい!これはお酒が進む味ですね。
お次は台湾ビールの黒を行ってみましょう。
やっぱり台湾は楽しいですね~。すごい好き。
道に迷っても聞けば教えてくれたり、基本的にみなさんとても友好的なので、一人旅でも困ることはないです。体感的に海外にいるって感じがしないほど居心地が良いんです。
都心部を離れてローカルな空気が強いところだと、アウェイ感を感じることはあるんですけどね。
麻婆豆腐です。こういうのは、どこに行っても安定の味ですね。日本の方が美味しいかな?ってのも時々あるけど。
今回嬉しかったのが、西門にあるメイド喫茶に行ったとき、メイドさんが片言ながら日本語で一生懸命対応してくれたり、台北のおすすめスポットをスマホで調べたりしながら教えてくれたこと。日本のアイドルや文化が好きで、日本語を習っているとのことで、癒され、かなり萌えました。
お次はこちら。何かわかりますか?
そう、臭豆腐ーー!!クセがあるんですけど、私は嫌いじゃないです。地元の方に教えてもらったのですが、深坑老街という場所に豆腐料理の街があるらしく、そこにも行ってみようと思っています。
結構、海外の旅でもあんまり調べずに現地で人に聞きまわることが多いです。そうすると、あらかじめ調べていたら絶対にたどり着かない場所に行けることが多くて、こういう風に行動をすると人とのコミュニケーションが密になって思い出がディープになる、っていう。
こういうスタイルの旅のきっかけは、ブログで始めた『居酒屋1000円の旅』っていうシリーズからです。ノープランで街を散歩して、直感で良いと思ったお店に入って1000円分飲むということをしていたのですが、その先の見えない未知感が楽しくて。時にはぼったくられたり、そういうハプニングも素敵(笑)。
イカと野菜の炒め物です。こっちの料理は炒め物はまちがいないですね。この間食べた空芯菜も美味しかった。
ビール、ビール、ビール!
旅先で恋の出会いは…
海外で、偶然の出会いから恋愛に発展すること……。私的にはありですが、経験はないですかね。今回も台湾の男の子に道案内をしてもらい、そのプチデート感はまんざらでもなかったです。でも、言葉が通じないのでGoogle翻訳を使って会話し続け、そのディスコミュニケーション具合にお互い少しずつイライラしてきて、気まずい沈黙が続きました。
ビール飲んでます。
だから、やっぱり言葉の壁を越えるのは大変だなと思います。その人のために言葉を覚えたい、と思えるような情熱的な恋愛がしたい。言葉の壁に愛を燃やしてみたい。
そして、お待ちかねの海鮮。さきほど店頭で選んだ新鮮な料理がどうなるかというと……。エビはこうです!
調理しちゃうんですよ~。焼いてマヨネーズで味付けして、私も最初はちょっと衝撃でした。せっかくの新鮮なエビが-って。日本と比べても安くはないですし、海鮮系はお楽しみのひとつって感じですかね。
本音を言うと、刺身で食べたかったな。この間、仲代達矢さんの舞台を見に初めて石川県に行ったのですが、金沢では海鮮を食べ尽くしました。マジで美味しすぎ。やっぱり日本の食はすごいなと思いました。
でも食べるんですけどね。これはこれで楽しいってことで。
あと熱炒とか酒場はありますけど、基本的にお酒を飲んでいる人は多くないし、実際に同い年の台湾の子と話をしたとき「友達とご飯にいってもお酒を飲むことはほぼない」と言ってました。日本の酒場や飲み文化は日本の誇りだと思います。マジでおじさんとの交流は宝。
周りのお客さんが頼んでいたシメのスープ的なやつ、めっちゃ美味しい。でも量が半端じゃないですね。
日本と台湾との関係は良いですけど、韓国とか中国とかアジアで近い国でも、難しい関係のところがありますよね。行って現地の同年代の人と交流するとギャップを感じなくても、国同士だと。
どうしたらいいですかね。正直、私にはよくわからないです。でも、何事にも不可能などない、と教えてくれたのがシルヴェスタ・スタローン。「絶対に埋まらなそうな息子との溝」をあっさり埋める映画「オーバーザトップ」を見るのがいいと思います。
とりあえず体を鍛えるといいのでは(笑)。
私は、この後は台湾と日本の若者が交流するというカフェで壁を越えていきますよ。何か面白い出会いがありますかね~。
それではまた次回!
プロフィール
今野 亜美
1990年11月7日生まれ さそり座 B型 お酒、映画好き。
2014年アイドルグループ「清 竜人25」のメンバー『清 亜美』として活動開始。
2017年6月幕張メッセイベントホールで行われた「ラスト♡コンサート」をもってグループは解散。
同年6月19日『今野 亜美(いまのあみ)』としてソロ活動を開始。
大のお酒好きで、アイドル時代から発信している1000円で居酒屋を旅するブログが話題になっている。
次回イベント
スナック亜美 vol.10
[日程]2018年2月14日(水)
[時間]開場18:30/開演19:30
[会場]LOFT9 Shibuya
[出演]今野 亜美(ex.清 竜人25)
[料金]前売2,500円/当日3,000円
(共に飲食代別・1オーダー500円以上必要となります)
[チケット]前売券はイープラスにて発売中!
[お問合せ]LOFT9 Shibuya(03-5784-1239)