※この記事は2011年06月19日にBLOGOSで公開されたものです

先週の人気記事を日曜日にご紹介するウィークリーBLOGOS。
6/11～17の人気記事の中から、日曜日に読むのにおすすめの記事をご紹介していきます。
最後には私が個人的なオススメもご紹介しておりますので、ぜひご覧いただけると幸いです。（BLOGOS編集部・野村）

先週の人気記事



◆6/11（土）の人気記事
国民を舐めているんじゃないのか - 天木直人のブログ
６月９日の毎日新聞は一面のほぼ半分を使って菅首相夫人の大きな笑顔写真とともに一大インタビュー記事を特集していた。
　その内容はここで紹介するに値するものは何もない。
　そこにあるのは権力を弄ぶ総理夫人の虚勢と放言のオンパレードだ。
ちなみにそのワイルドな伸子夫人のインタビュー記事はこちらに。
ザ・特集：「家庭内野党」伸子夫人に聞く　菅さんが総理になって－－ - 毎日ｊｐ(毎日新聞)


◆6/12（日）の人気記事
“お金に困っている人は、えてしてお金がかかる" - シロクマの屑籠(汎適所属)
生活費が入ると、右から左へ全額使ってしまう人や、いわゆる“やりくり"が出来ないというより“やりくり"が完全に欠落しているような人が、精神医療の内側にも、精神医療の外側にも、どうやらそれなりの確率で混じっているっぽいからだ。

◆6/13（月）の人気記事
「SlutWalks」―世界に広がる服装の自由を求める運動 - 月明飛錫
「SlutWalks」の発端は、カナダのトロント。今年１月に開かれた大学の集会で、警察官が「女性が（性犯罪の）被害者にならないためには、売春婦のような服装は避けるべきだ（原文：women should avoid dressing like sluts in order not to be victimized）」と発言したことに対して、性犯罪の被害者に責任はないとの反発が起こった

◆6/14（火）の人気記事
性的サービスの売買について - キリンが逆立ちしたピアス
性的サービスを売ることとは、ある人にとっては奴隷制で、ある人にとって労働である。別の人にとっては考えたくもないようなことで、他の人にとっては周囲にもっと考えてほしいと思うようなことだ。

◆6/15（水）の人気記事
麻生首相のままでよかったじゃん - フリーライター宮島理のプチ論壇　since1997
私は麻生政権も民主党政権もどちらも支持していないが、どうせ変わらないというのであれば、麻生政権のままでよかったと思う。少なくとも、麻生政権であれば、現在の民主党政権のように無様な「責任逃れ」はしないし、シロウト丸出しの「政治“思いつき”主導」で現場を混乱させることもない。

◆6/16（木）の人気記事
テレビ・新聞は原発大誤報を自己検証をしろ！- 純丘 曜彰 - アゴラ - 言論プラットフォーム
テレビや新聞が、ウラも取らず、疑いもせず、それどころか、喜々として政府と東電のケツ持ちをやったせいなのだから、そりゃもう報道機関として自殺行為だった。もうあんたらの話なんか、だれも信用していない。このままほとぼりが冷めるまで、おためごかしの被災者同情を振りまき続けていたとしても、ごましきれると思うなよ。

◆6/17（金）の人気記事
再生可能エネルギー促進法は、孫正義氏率いる「自然エネルギー協議会」保護法 - ニュースの社会科学的な裏側
露骨にメガソーラー事業者に利益誘導をする施策に見え、しかも買取価格と買取期間を経済産業大臣の一存にすることで下手な隠蔽工作をしているように思える。総理大臣が特定企業家と癒着したとなったら、大スキャンダルなのだが、マスコミは追求しないのであろうか？

先週のおすすめコラム



　ここまでご覧いただき、ありがとうございます。ここからは人気記事に限らず、私が個人的なおすすめをご紹介させていただきます。また、同じ編集部の末岡もBLOGOS内の海外関連記事を紹介しておりますので、よかったらそちらもご覧下さい。

　さて、先週は「パニックをあおって、PVを稼ぎまくる方法 - AMOKNの日記」という記事が、最近のBLOGOSでは珍しく口コミで広まりました。
　
　これは原発事故について、とある記事が意図的にパニックを煽った結果、多くの人に読まれたという事例を、どういう煽り方を用いたかを秀逸に分析した記事です。
ぜひこの日曜日に読んでいただければと思うところですが、６ページと長いこともあり、「最後のページだけ読むのもオススメ」という方もいらっしゃいました。主義・主張を越えて、様々な方に読んでいただきたいものです。

　また、橘玲さんは年金の「第3号被保険者」をめぐる民主党政権の今年のごたごたを解説しておられました。こうしてみると、民主党政権は現実的な方針をとるまでの過程で、どんどんと「正義」を「軽く」していくという政治を繰り返しているように個人的には感じられました。

　最後にですが、フツーの会社も「焼肉酒家えびす」と同じ運命をたどるのか？ - ビジネス法務の部屋は社会人の方には特に読んでいただきたいかな、と思います。

「ユッケ食中毒事件」で営業再開を断念したフーズ・フォーラス社。従業員の方も大変な状況に至ったところですが、この一件は本当に「どこの会社にも起こり得る」事例なのだな、と考えさせられます。

山口先生は先日も広報コンプライアンス－焼き肉チェーン食中毒事件のケース - ビジネス法務の部屋という記事を書かれていますが、フーズ・フォーラス社の代表者のキャラクターにマスコミの非難が集中し、その結果、周囲が救われるという構図はかなり怖ろしいものです。


　私からのオススメ３本は以上です。
　じめじめとした季節は続きますが、梅雨が明けますと電力不足と闘う、平年以上に暑くて熱い夏がやって参ります。しかもこれが、東日本だけの悩みともならない状況ともなってきました。

今年はこれから特に体調を崩しやすくなると思います。今年のウナギは高いようですので、今のうちに少しずつ運動をやったりと体力を蓄えておきたいものですね。