インテル、首位浮上のチャンスを逃す…ボローニャに痛恨の逆転負け

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 セリエA第20節延期分が27日に行われ、ボローニャとインテルが対戦した。

 首位ミランと勝ち点「2」差で2位のインテルは勝利すれば、首位に浮上することができる中で迎えた一戦は、開始早々の3分に先制に成功した。右サイドからカットインしたイヴァン・ペリシッチが左足を振り抜き、強烈なシュートがネットに突き刺さった。

 追いかけるボローニャは28分、ムサ・バロウのクロスからマルコ・アルナウトヴィッチが頭で合わせて試合を振り出しに戻した。前半はこのまま1−1で折り返した。

 勝ち越したいインテルはアレクシス・サンチェスとエディン・ジェコらを投入してゴールを目指したが得点を奪うことができず。すると、82分に主将GKサミール・ハンダノヴィッチに代わって出場していたGKヨヌーツ・ラドゥが痛恨のミスを犯す。

 味方スローインを受けたGKラドゥがダイレクトで逆サイドに蹴ろうとしたものの、まさかの空振り。ゴール前へとこぼれたところをニコラ・サンソーネが押し込み、ボローニャが勝ち越し点を挙げた。

 試合はこのまま終了。まさかの形で決勝点を許したインテルは、首位ミランとの勝ち点差を縮めることができず、首位浮上のチャンスを逃した。次節、ボローニャは5月1日にアウェイでローマと、インテルは同日にアウェイでウディネーゼとそれぞれ対戦する。

【スコア】
ボローニャ 2−1 インテル

【得点者】
0−1 3分 イヴァン・ペリシッチ(インテル)
1−1 28分 マルコ・アルナウトヴィッチ(ボローニャ)
2−1 82分 ニコラ・サンソーネ(ボローニャ)