冬アイスの季節も終わり、いよいよ春到来。アイス界では、冬向けのチョコレートや濃厚なアイスクリームが続々と登場してきましたが、春に移り変わるに連れて少しずつ夏向けにシフトしていきます。そんな春を告げるケーキや和菓子が、お菓子界にはたくさんある中でも、アイス界でも話題を呼びそうな新作が登場。今回ロッテにも取材させていただき、一足先にあのアイスの新作をお届けしていきます。

今までありそうでなかった！　レディーボーデンミニカップ の新ライン「COMBINATION」とは？

数多くのフレーバーが販売されてきた「レディーボーデン」。今回の新作は、新作というより新しいラインの登場。その名も「COMBINATION」。

原料の味わいを生かした配合で、やわらかく、スプーン通りのよい「レディーボーデン」からアイスとアイスにマッチしたおいしい素材の組み合わせが楽しめる新ラインとなっていて、特徴的なのが素材感。今までの「レディーボーデン」とは異なり、中に食感を感じる素材がふんだんに使用されているのが驚きのポイントです。

そして今回お目見えしたのは、「レディーボーデンミニカップ COMBINATION〈ほうじ茶あずき〉」（写真左）とレディーボーデンミニカップ COMBINATION〈クッキーinチーズケーキ〉（写真右）

新ラインの特徴がここに！　驚きの断面図を大公開

2022年初の「レディーボーデン」。早速新ラインの断面を！

やはり特徴的なのが素材感。写真左の「レディーボーデンミニカップ COMBINATION〈クッキーinチーズケーキ〉」はマスカルポーネとチェダーチーズの2種類を使用。濃厚でコク深いチーズケーキの味わいが楽しめる洋風アイスです。（製品中マスカルポーネチーズ16.6%チェダーチーズ1.6%）
そして、中に見えるこの粒つぶ。バターが香る発酵バタークッキーをアイスに混ぜ込むことにより、本格的なチーズケーキの味わいが楽しめるんだとか。たしかに食べたときのバター感がすごい！

そして、「レディーボーデンミニカップ COMBINATION〈ほうじ茶あずき〉」はほうじ茶アイス。加賀棒ほうじ茶を100％使用し、濃厚なほうじ茶の味わいと香りが楽しめる和風アイスです。フタを開けた瞬間に、香ばしい香りが広がるほど。香りの良さが何よりも驚きでした。

あずきは北海道産小豆に限定し、ほうじ茶アイスと一緒に食べた時にあずきの味と粒の食感がしっかり感じられるものを選んでいるそう。あずきの食感がたまらないし、このボリューム感も最高です！

今までの「レディーボーデン」では考えられなかった、素材感と食感のワクワク感が感動的でした。

そもそも「レディーボーデン」とは。その美味しさの歴史を探る

そもそもこの「レディーボーデン」のことを、せっかく記事にアクセスしてくださった皆さんにも知ってもらいたいと思い、深掘りしていきます。

もともとは1857年、ニューヨークで真空で牛乳を凝縮するコンデンスミルクの製造方法を発明し、「近代乳業の父」と呼ばれたゲイル・ボーデンがボーデン社を創立。そのボーデン社から生まれたのがレディーボーデン なんです。

1971年より日本で製造・販売がスタートし、「FIT FOR A GOLDEN SPOON（金のスプーンで食べるのが、ふさわしい）」のメッセージを掲げていて、「食べてくださる方にとって、そんな上質で特別なアイスでありたい」そんな想いで今もなお、一つ一つ丹念に作り続けてきたアイスクリームです。

新作は明日3月28日から発売なんだとか。気になる方はぜひ。

取材協力／ロッテ　Photo&Writing／Cream Taro