業務スーパーで販売されている『プルコギ』をご存じでしょうか。

牛・豚肉のスライスを甘辛く味付けした冷凍惣菜です。味付け濃いめで野菜の追加は必須。食感のクセもあって微妙に使いづらいものの、手頃で重宝する食材です。以前紹介してから時間が経ったので、あらためてお味をチェックしてみました。

業務スーパー|プルコギ|473円

業務スーパーにて473円(税込、税抜438円)で販売中です。内容量は500g、カロリーは100gあたり281kcal(脂質 18.9g、炭水化物 13.8g)。販売は神戸物産、製造はターメルトフーズ(業スーを運営する神戸物産のグループ会社)。

以前紹介した商品は399円(税込)だったので、74円の値上がりです。コスパ(単価)は100gあたり約95円。『豚生姜焼き』(500g・429円・約86円/100g)などのシリーズ品に比べると高めのポジションですね。

 

調理方法は冷蔵庫で軽く自然解凍したあと、フライパンで加熱するだけ。加熱時には肉に染み込んだタレが滲み出てきます。単品で炒める場合は余計な水分になるので、見栄えを重視するなら捨ててもOKです。

とはいえ、野菜を追加して一緒に炒めれば無駄なく味が行き渡ります。単品では味付けが濃すぎるのもありますし、カット野菜だけでも追加したいところ。パッケージ裏のレシピを参考に、玉ねぎ、にら、もやし、人参などをざっくり投入するのが無難ですね。

豪州産牛肉と米国産豚肉をミックスした商品。豚肉はタンルート(舌の根本)というマイナー部位です。牛肉はしっとりした柔らかさ、豚タンルートはコリコリした弾力食感。独特のクセがある口当たりで、食感の個性と味付けの濃さが若干好みを選びます。

以前よりも肉のスライスが細かくなった印象はあるものの、味付けは相変わらず。醤油ベースにりんご果汁と生姜の香りを効かせた、インパクトのある甘辛テイストです。にんにくとごま油も主張するので、とにかく濃厚。

ちょっと大雑把な味付けですけど、それさえ許せれば手軽で優秀なご飯おかずになりますよ。

特徴をまとめると以下のようになります。

豪州産牛肉と米国産豚肉を甘辛く味付けした冷凍プルコギ細かな薄切り肉に不釣り合いなほど味が濃く、野菜などの具材追加がほぼ必須独特のコリコリ食感と焼き肉風の味付けで、ご飯おかず用途には及第点お肉のクオリティを重視するなら『豚生姜焼き』(500g・429円)がおすすめ