主婦業のかたわらカウンセラー、エッセイストとしても活動する若松美穂さんが、楽しく、豊かに暮らすためのさまざまな工夫をつづります。今回は、もうすぐ50代になる若松さんが、普段のおしゃれに取り入れているブローチについて教えてくれました。

 

襟元や胸元にさりげなくブローチを。「自分が好き」が許される歳に

 

ちょっと前から、ブランドものブローチをSNSや街中でもよく見かけます。流行っているのかな?
私の場合、種類はちょっと異なりますがお気に入りのブローチがあり、ときどき身に着けています。

 

 

ひとつは大好きな横浜で、思い出に買ったもの。
いかりって、海→夏というイメージなのかしら。私は、冬でも気にせず身に着けます。理由は好きだから。

おしゃれ的にどうかというより、「自分が好き!」で身に着ける…というのが、許される年齢になってきたと勝手に思っています。

ほかの色の服につけると目立ちすぎる場合があるので、白いセーターに白のブローチの組み合わせが好きです。

 

●ちょっとおめかし、というシーンにもブローチが活躍します

娘たちの入学式や卒業式のとき、胸元にお花のコサージュをつけるのがしっくりこなくて、選んだのがグリーンベースのブローチ。

その後も、シンプルなワンピースのワンポイントにつけると褒めていただくことがあります。色がたくさん入っているので、どんな色でも合うのが理由なのかもしれません。

 

こちらは友達のお知り合いでもある若い作家さんの展示会で、ひとつずつ丁寧につくられていることに共感して買い求めたブローチ。「パレードの音と共に…」という、かわいい名前もついている。

 

ストールの留め具としても使います。

ブローチではないのですが、同様によく利用するのが鳥模様の入った留ピン。

冬物の衣類はかさばるので、あまり増やしたくないのが本音。このようなブローチやピンを使って着まわししています。
旅行の際も荷物はたくさん持ちたくないので、小さな小物で工夫したりしております。