実車公開 横浜地下鉄ブルーライン新型4000形 イメージ一新? 角度で変化も
顔は意外と平ら……でもない?
ブルーライン久々の新形式「4000形」
横浜市交通局が2022年5月に、市営地下鉄ブルーラインへ新型車両の4000形を導入します。昨年12月の発表に続き、2月24日(木)、その実車がウェブサイトで紹介されました。
4000形のイメージ(画像:横浜市交通局)。
1992(平成4)年の登場3000形シリーズ以来となる新形式の車両。デザインが発表されると、その前面のデザインがブルーラインのイメージを覆すとしてSNSなどでも話題になりました。というのも、ブルーラインの歴代車両は、前面の上端から下端にかけて「く」の字のように前へ突き出た形状でしたが、今回の4000形は、フロントガラスが左右から中央にかけて前に突き出た形状になり、前面の「横目」の折れ線が「縦目」の折れ線になったからです。
横浜市交通局によると、先頭車両は「従来のブルーラインの面影を残しつつ、全体的に平面や直線のエッジを際立たせた構成」だそうです。加えて「様々な方向を向いた面が、見る角度とともに先頭形状の表情を変化させ、躍動感を感じさせるデザイン」といいます。コンセプトは「海辺の先進的な都会感」だそうです。
4000形はすでに試運転も始まっています。2022年度に5編成、翌年度には3編成導入され、現行のブルーラインで最も古い3000A形車両(28年経過)が置き換えられる予定です。