だし汁いらず。お好み焼き粉で作る「たこ焼き」レシピとポイント

お好み焼き粉とたこ焼き粉の違いは?

お好み焼き粉とたこ焼き粉は、どちらも小麦粉にベーキングパウダーや、塩や魚介粉末などの調味料がブレンドされている粉です。メーカーによって差はありますが、基本的にお好み焼き粉とたこ焼き粉に入っている材料や配合が微妙に異なります。

お好み焼き粉はもっちりふんわり、たこ焼き粉は表面がカリッと中がトロトロになるようブレンドされているのが一般的です。ただし、お好み焼き粉とたこ焼き粉には大きな違いがないため、お好み焼き粉を使ってもおいしいたこ焼きが作れますよ。

簡単!お好み焼き粉で作るたこ焼き

調理時間:30分

お好み焼き粉で作る、簡単なたこ焼きレシピです。調味料が入っているお好み焼き粉を使えば、だし汁いらずで簡単においしいたこ焼きが作れますよ。たこ焼き用の返しがなければ、先がとがっているお箸や竹串をご利用ください。

材料(約24~28個分)

・お好み焼き粉……100g
・卵……1個(約50g)
・水……300~400cc
・ゆでたこ……約80g
・小口ねぎ……適量(1~2本分)
・紅しょうが(刻み)……適量(大さじ1~2杯)
・揚げ玉……適量(大さじ3杯)
・トッピング(ソース、マヨネーズ、青のり、かつおぶしなど)……適量

※水300ccではもっちり食感、400ccではトロトロ食感になります。

下ごしらえ

ゆでだこを1.5cm角ほどに切る

作り方

1. 水、卵、粉の順番で混ぜる

水と卵をよく混ぜてお好み焼き粉を3回に分けて加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜます。

2. 鉄板にサラダ油を塗る

鉄板全体にサラダ油(分量外)を多めに塗り、中火にかけてよく熱します。

3. 生地と具材を入れる

生地を穴の9割ほどまで入れ、たこを1つずつ落とします。小口ねぎ、紅しょうが、天かすを全体に散らします。

4. 生地をさらに流し入れる

生地を鉄板全体に流し入れます。

5. 生地を返しながら焼く

生地のふちが固まってきたら、まわりの生地を格子状に区切って穴に押し込みます。穴に入っている生地を立てるように返し、表面が固まってきたらまるくなるように返します。

6. まわしながら形をととのえる

生地をくるくるまわしながら形をととのえます。お好みでサラダ油を表面に塗る(もしくは垂らす)と、カリッと仕上がります。

7. トッピングをする

たこ焼きの表面にソースを塗り、青のりやかつおぶし、マヨネーズをトッピングして完成です。小口ねぎや七味をかけたり、塩やポン酢で食べてもおいしいですよ。

お好み焼き粉で代用する場合の注意点

お好み焼き粉を使うと生地がよく膨らむことがありますが、生地をしっかり鉄板の穴に押し込みながら焼けば、きれいにまるい形になります。

また、たこ焼き粉もお好み焼き粉もなければ、薄力粉100gに顆粒だしの素小さじ1杯をあわせたもので代用可能。水のかわりにだし汁が用意できる場合は、だしの素は省略してください。

キャベツをたっぷり入れてもOK!

お好み焼きのように、生地にみじん切りのキャベツをたっぷり入れてみませんか。キャベツを入れるタイミングは、たこや揚げ玉など、ほかの具材と同じです。キャベツから出る水分で、たこ焼きの食感がよりしっとり仕上がりますよ。

キャベツに火が通ってしんなりとするので、違和感なく生地になじみ、野菜が苦手なお子さんでもよろこんで食べてくれそうです。シャキシャキ食感を楽しみたいときは、キャベツを粗めのみじん切りにするのがおすすめ。

お好み焼きを活用しておいしいたこ焼きを作ってみましょう!

お好み焼き粉があればお好み焼きだけでなく、たこ焼きも簡単に作ることができます。水分量によって食感が異なるので、水の量を調整してお好みの食感に仕上げてみてはいかがでしょう。もっちりとトロトロ、どちらも異なる魅力がありますよ。

たこのかわりに、ベーコンやソーセージ、ちくわ、チーズなどを入れてもおいしいです。ご家庭にある材料で気軽にたこ焼き作りをお楽しみください!