自分の職場から「モノを盗む」なんて信じられないが、意外と起こり得ることのようだ。キャリコネニュース読者から寄せられた「職場で起こった窃盗事件」のエピソードを紹介する。

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「経理担当者が自前でカメラ設置して、犯行映像の撮影に成功」


茨城県の30代女性(その他/フリーランス/年収200万円)は、「運送関係の職場で働いていたときのこと」を語ってくれた。

「経理担当者の机から金庫の鍵を勝手に持ち出して複製、かつ8桁の暗証番号を記憶して小口現金を盗んでいた同僚がいました」

大問題だが、経理担当者は気づいていて「何度も上司に報告」していたという。ところが、「面倒ごとが嫌な上司は何のアクションも起こさず……」と放置状態だった。しかし盗まれて「現金が足りない」となれば、まず困るのは直接金庫を管理している経理担当者だろう。「最終的には『上司は頼りにならん』と判断した経理担当者が自前でカメラ設置して、犯行映像の撮影に成功しました。その映像をもとに諸々処理を進めて、問題の社員は全額返金の後、解雇する運びとなりました」

経理担当者の執念が解決に導いたわけだが、会社は「世間体が悪いから」と警察を介入させなかったそうだ。

「ちなみに、対応しようとしなかった上司は社長のお気に入りだったので、なぁなぁに処理されて結局お咎めなしでした」女性は、そう投稿を結んでいた。