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 筆者には、レスリングをやっている友人がいます。アスリートは筋肉増量と体重制限が必要不可欠。カラダを鍛えると同時に、食事では脂質を控え、高タンパク・低脂質の鶏ムネ肉や牛肉の赤身、馬刺などを積極的に食べるそうです。

 そんな友人の誕生日が近いので、「何か欲しいものはない?」と聞くと、なんとシーチキンが欲しいとのこと。ずいぶんリーズナブルなものを欲しがるな…と笑ってしまいましたが、「試合前の減量時期はとくにシーチキンを1日2~3缶食べて体重調整する」のが常なんだそう。シーチキンは、アミノ酸スコア100の良質なたんぱく質で、とくにノンオイルのものは、減量中に筋肉量を落とさず体重を減らすのに最適とのこと。

 そこでシーチキンをプレゼントすべくスーパーで探していたら、最適な缶詰を見つけました。それがはごろもフーズの「キン肉マン×オイル不使用シーチキン」。キン肉マンといえば、1979年から『週刊少年ジャンブ』に連載された大人気マンガ。そのキン肉マンのキャラクターが描かれた全24種類のデザイン缶なのです。

全24種類の「キン肉マン缶」の中には激レア超人が描かれた缶も

 ちなみに、1缶でたんぱく質は12g以上、なのにカロリーはたったの54kcal。脂質や糖質はほとんどなし。キン肉マンの超人たちが缶に描いてあるのも面白いし、減量中に癒やされるかも、と思い贈ったところ、思いのほか喜んでくれました。

 ちなみに缶詰をどうやって使っているのか聞いたら、周りのアスリートたちと一緒にいつも食べているという美味しくて体にいい料理を3つ教えてくれたので、ご紹介しましょう。第3位は「ニンジンシリシリ」。

沖縄の郷土料理「ニンジンシリシリ」

 千切りにしたニンジンとシーチキンを少量のオリーブオイルで炒めるだけの超簡単料理。醤油も塩も不要です。ニンジンに含まれるβカロテンは、抗酸化作用および免疫力活性作用もあるから、これはイイですね。

 第2位は、シーチキン味噌汁。具沢山の味噌汁にシーチキンを1缶入れて、腹持ちをよくするのがポイントだそう。

お気に入りは抗酸化作用の強いトマトと茄子の味噌汁にシーチキンを入れる味噌汁だそう

 そして1番好きな食べ方は…「シンプルに缶詰から直接、食べる」とのこと。

まさに美味しくプロテイン摂取できる

「オイル不使用のシーチキンマイルドは、パサパサしていなくてしっとりしているのが特徴。しかもカツオの旨味が濃く、調味料も不要なので、そのまま味わうのが一番美味しい」とのこと。

 ちなみに、この「キン肉マン×オイル不使用シーチキン」は、キン肉マンのオリジナルフィギュアやオリジナルメダルセットなどが当たる「GO!GO! マッスル! キャンペーン」をやっているそうで、友人はさっそく応募すると言っていました。

キン肉マンのフィギュアも当たります

 これを機に、筆者もこのシーチキンをそのまま食べてみたら、思っていたよりずっと美味しくて、これからシーチキン・ダイエットを始めてみようかな、なんて思っている次第です。

(撮影・文◎土原亜子)