5分でわかるPixel 6シリーズ新機能まとめ。Tensorでカメラと音声認識を大幅強化
10月20日未明(日本時間)にGoogleが開催したイベントで、Pixel 6シリーズの詳細が発表されました。
今回のラインナップは、6.4インチの「Pixel 6」、6.7インチの「Pixel 6 Pro」の2モデルで、いずれもGoogle独自開発チップの「Tensor」を搭載します。
「Tensor」はコンピュテーショナルフォトグラフィーや音声認識に用いるAIに特化した設計となっており、例えばリアルタイム翻訳や、写真で不意に写り込んだ人を除去する「消しゴムマジック」など、高度なオンデバイスAIを利用できます。
背面カメラは1 / 1.3インチセンサーを搭載。上記の「Tensor」チップを活かした画像処理による高画質をうたうほか、「Pixel 6 Pro」では光学4倍望遠レンズも搭載します。
その他、おサイフケータイやデュアルSIM(nanoSIMとeSIM)、IP68防水防塵にも対応します。
本体価格は「Pixel 6」が税込7万4800円〜、「Pixel 6 Pro」が税込11万6600円〜。日本ではすでにGoogle Storeで予約受付を開始しており、発売は10月28日を予定します。また、上記オープンマーケット版に加え、ソフトバンクが「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」を、KDDIが「Pixel 6」をそれぞれ扱います。
本稿では、エンガジェット日本版に掲載された速報記事をまとめてご紹介します。
速報:Google Pixel 6 / 6 Pro詳細発表、日本で10月28日発売 7万4800円〜(石野純也)
2モデルには、同社が独自に開発、設計した「Tensor」が搭載されており、AIの処理能力を大きく高めているのが特徴です。グーグルがチップまで自身で手掛けている狙いもここにあります。(つづき)
「Pixel 6」「Pixel 6 Pro」どっち買う? カメラ・サイズ・価格に差 仕様比較
「Pixel 6」のほうが画面が小さいから持ちやすいかというと、スペック上はそうでもないようです。「Pixel 6」は画面の余白(=ベゼル)が広めで、持ちやすさに直結する横幅は74.8mm。「Pixel 6 Pro」の横幅75.9mmと比べても画面サイズほどの差はありません(つづき)
Pixel 6は「全人種の肌色を平等に写す」カメラ搭載、美白バイアスを排除
日本で10月28日に発売となるPixel 6シリーズは、すべての人種の肌色を平等に写す「リアルトーン」機能を搭載しています(つづき)
Pixel 6シリーズなら「日英翻訳」も瞬時、クラウド経由せずデバイス内で処理完結
翻訳機能をメッセージアプリに組み込み、外国語を使う友人とテキストでチャットする際に、メッセージアプリの画面上で、母国語で入力したテキストを瞬時に外国語へ翻訳してくれます。また、相手から届いたメッセージもメッセージアプリの画面上で瞬時に翻訳されます(つづき)
Pixel 6のSoC「Tensor」の詳細公開 高性能コア2基搭載し80%性能向上
Googleによれば、Tensorは最新の5nmプロセスにて製造されています。そしてCPUには2.8GHz動作の2基のプライムコア「Cortex-X1」、2.25GHz動作の2基のビッグコア「Cortex A76」、1.8GHz動作の4基のスモールコア「Cortex A55」を搭載します(つづき)
「Android 12」を配信開始、Pixelスマートフォン限定
Android 12の配信対象となる端末はPixel 3A、Pixel 4、Pixel 4A、Pixel 4A 5G、Pixel 5、Pixel 5A。10月28日から販売が開始されるPixel 6/Pixel 6 Proには、Android 12が最初からプリインストールされています。(つづき)
Pixel 6は1/1.3インチの大判センサー採用 光の取り込み量が最大150%に向上
Googleによれば、Pixel 6の背面にはスマートフォンとしては大型な、1/1.3インチセンサーをプライマリーカメラに採用。前世代モデル「Pixel 5」と比較すると、最大150%の光の取り込みが可能です。これにより、屋内や夜間など暗い場所での撮影性能の向上が期待できます。(つづき)
Pixel 6 Proを月6300円で使えるサブスク「Pixel Pass」米国発表、YouTube Premiumやクラウド200GBも付属
Pixel Passの同梱サービスとしては、YouTube PremiumやYouTube Music Premium、200GBプランのGoogle One、Google Play Pass、スマートフォンの補償プランことPreferred Careです。まさに、グーグルづくしといった内容です(つづき)
Pixel 6の新機能「セキュリティハブ」「プライバシーダッシュボード」とは何か
セキュリティハブもプライバシーダッシュボードもかなり便利な機能ですが、現時点ではPixelスマートフォン以外への展開は未定。Androidエコシステムの安全性の向上のためにも、ぜひ他社スマホへと機能を幅広く公開してほしいものです(つづき)
Pixel Stand(第2世代)発表。23Wの高速無線充電に対応、Nestデバイスの操作も可能
米Googleは新型スマートフォン「Pixel 6シリーズ」の発表にあわせ、新型のワイヤレス充電スタンド「Pixel Stand(第2世代)」を投入しました(つづき)