写真=生駒里奈

 生駒里奈と松田凌が6日、東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で『SOLO Performance ENGEKI「僕とメリーヴェルの7322個の愛」』取材会に臨んだ。二人ともデビュー10年を迎える。生駒は「奇跡」と心境などを語った。

 演劇を“ひとり芝居”という形で、新たなエンターテインメントを届けるため、キャスト・スタッフを最少人数で上演、演劇するプロジェクト「SOLO Performance ENGEKI」の第二弾。

 2012年デビューし、今年2021年にデビュー十年目となった二人による一人芝居企画。男性版・女性版、ほぼ“同じ”だが、それぞれが異なる脚本の作品を上演する。

 家族と乗っていた長期滞在型宇宙船が事故に遭い、いつの間にか緊急避難用の小型宇宙船に乗せられていた主人公のソラがAIと共に漂流するなかで大切なものは何かに気付いていく物語。

 女性版ソラを演じる生駒は、芸能界に10年「生き延びられたことがすごい」とし、当初は乃木坂46を3年でやめようと思っていたと明かし、「そこから芸能界に興味を持って突っ走っていった」。

 乃木坂46卒業後、第二の人生をどう過ごすか考えていた時に、本作で演出を手掛ける毛利亘宏氏と出会い「演劇は素晴らしいと気づかされて、いまこうして立っている。奇跡。芸能界に来てよかったと思う」と感慨深く語った。

 また10年後はどうなっているかと問われると「結婚や出産を聞かれるけど、そういうのがなくても幸せな人生という可能性が出てきている。とにかく俳優として活躍していい家に住んでいてほしいです」と語った。