XFN-ASIAによると、トヨタ自動車<7203>は、中国・広州工場の自動車生産を現行の年10万台から20万台に倍増させる模様だ。日本経済新聞が16日付の朝刊で伝えた。それによると、増産するのは同社の主力セダン「カムリ」で、10月から実施する。従業員も現在の2100人から3500人に増やすという。

  トヨタは今年末までのカムリの中国での販売台数を5万台と見込んでいるという。今回の増産によって、トヨタの中国全土での生産能力は年44万台になる。さらに天津の新工場が完成すれば2007年には年69万台体制が整う見通しだ。【了】