中国首相、固定資産投資と融資を抑制する必要性を強調
XFN-ASIAによると、14日に北京で、中国経済の分析と経済運営を討議する国務院常務委員会会議を開いた中国の温家宝首相は、政府ウェブサイトと国営テレビで、固定資産投資と融資の急激な伸びが中国経済にとって問題となっており、抑制する必要があるとの同会議の結論を示した。
同首相は、4月末の利上げの2週間前にも、4月の固定資産投資と融資の急激な伸びに対する懸念を表明していた。中国の第1四半期の経済成長率は10.3%と景気過熱の兆候を示しており、中国中銀が発表した5月末のマネーサプライ(M2)も目標を上回る伸び率となっていた。【了】
同首相は、4月末の利上げの2週間前にも、4月の固定資産投資と融資の急激な伸びに対する懸念を表明していた。中国の第1四半期の経済成長率は10.3%と景気過熱の兆候を示しており、中国中銀が発表した5月末のマネーサプライ(M2)も目標を上回る伸び率となっていた。【了】