原爆の日の日を前に 原爆養護施設の被爆者らが折り鶴を奉納
原爆の日を前に原爆養護施設に入所する被爆者らが
2千羽の折り鶴を平和公園に捧げました。
平和公園を訪れたのは中区の原爆養護ホーム
「舟入むつみ園」で暮らす被爆者と職員です。
慰霊碑を参拝した後、
県内2つの施設の被爆者と合同で折った折り鶴2千羽を
「原爆の子の像」に捧げました。
これらの施設では、毎年希望する入所者で慰霊碑を参拝していますが
今年は新型コロナの影響で中止となったため、
きょう(27日)は代表者のみが参拝したということです。
【爆心地から約3・5キロで被爆 縄本満里子さん(90)】
「ここに来る度に決心を新たにしてお参りしております」
舟入むつみ園の入園者の平均年齢は85歳4カ月で
被爆者の高齢化が進んでいます。