成功の秘訣は「心」にあり。より美しく幸せになるためのダイエット法
「ダイエットをすると、ストレスで逆に太ってしまう」
「激しい運動やつらい食事制限をせずに、健康的に痩せたい」
そんな方にこそ、おすすめしたいのが「ヨガ」。
ヨガは、からだだけではなく、心にもよい作用をもたらすとされています。つらいダイエットでは、健康的な美しいスタイルは目指せませんし、ストレスでリバウンドしてしまうかもしれません。
そこで今回は、ヨガがダイエットにおすすめの理由と、心を整えるのに役立つヨガをご紹介します。
【関連記事】春の時期は注意が必要 突然の【こむら返り】激痛の原因は?正しい対処と予防方法も紹介
1.ダイエット成功のカギは精神状態にあり
ダイエットが続かない、もしくは、ストレスによる過食などで逆に太ってしまう方に必要なのは、「心を穏やかにする」ことかもしれません。なぜなら、健康的に痩せるには「心の状態」がカギになるからです。
心が整った状態であれば、目の前のジャンクフードの誘惑に負けず、からだによいヘルシーなメニューを選べるようになるでしょう。運動やエクササイズも、心に余裕があれば楽しく続けられるはずです。
「ヨガ」をすることで、不安定な心を落ち着かせ、本来の穏やかさを取り戻してくれる効果が期待できます。
現代のヨガは、エクササイズの要素があるため、ダイエットや美容が目的で始める人も多いですが、ヨガの本来の目的は瞑想。心を整えることが、結果としてからだにもよい影響をもたらすのです。
また、ヨガで行なう深い呼吸や、自律神経と関係の深い背骨を整える動きが多いこともヨガの特徴。自律神経のバランスを整えることは、心をよい状態に整えることにつながります。
ヨガで心が整うとダイエット時のストレスが軽減され、ストレスによる過食からのリバウンドを防ぐ効果が期待できます。また心が穏やかになれば、ダイエットも継続しやすくなるといえるでしょう。
2.ダイエット中の心を安定させるヨガ
ダイエット中におすすめ、リラックスを促し、心を落ち着かせてくれるヨガのポーズをご紹介します。エクササイズとしてではなく、気分転換のつもりでトライしてくださいね。
<背骨をしなやかに動かして気持ちスッキリ!キャット&カウのポーズ>
深い呼吸とともに背骨に動きを出すことで、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
1.四つん這いになります。手幅は肩幅に、足は腰幅に開いて安定させましょう。
2.息を吐きながら、おなかを覗き込むようにあごを引いて背中を丸めます。骨盤を後傾させて、おへその辺りを見てしっかりと息を吐き切ります。
3.次に、息を吸いながら、骨盤を前傾させて、からだを反らせていきます。首がすくまないように肩は後ろに引いて、胸を開く意識を持ちましょう。
4.この動きを3〜5セットを目安に繰り返します。
<内臓にもゆるやかにアプローチする、ガス抜きのポーズ>
内臓を優しく刺激して、便秘解消の効果が期待できるポーズです。腰まわりの筋肉をゆるめるので、腰痛改善の助けにもなるといわれています。
1.仰向けになり、脚を閉じたまま両ひざを立てます。
2.息を吸いながらひざを胸に引き寄せ、両手で、すねを抱えます。
3.息を吐きながら、太ももでおなかを圧迫するようにひざを胸に近づけましょう。このとき、お尻を床の方に下げる意識を持つと、腰まわりも気持ちよく伸ばすことができます。
4.この動きを呼吸に合わせて、3〜5呼吸を目安に繰り返します。
<リラックスを促すポーズ、シャバーサナ>
シャバ―サナは、仰向けで呼吸とともに全身の力を抜いていくポーズ。ベッドや布団の中でもできるので、寝る前が、とくにおすすめです。心を空っぽにできるため、眠りの質を高めるともいわれています。
1.仰向けになります。両腕はからだから少し離して手のひらを上に向け、脚は肩幅を目安に楽な幅に開いて、足先の力を抜きます。
2.鼻からゆっくりと息を吸い、口から深く息を吐きます。呼吸のたびにからだの力を抜くイメージで、最後までしっかり吐き切ることがポイントです。全身から力が抜けるまで、何度か深呼吸を繰り返します。
3.目を閉じて、ゆっくりとした呼吸を繰り返しましょう。そのまま眠ってしまってもOKですよ。
3.痩せ体質を目指すなら漢方薬もおすすめ(情報提供:あんしん漢方)
「食事や運動には気を使っているのに、太りやすい体質が改善しない……」
そんな方には漢方薬がおすすめです。
漢方薬は、体質改善を目的とした医薬品として効果が認められている自然由来のお薬です。
「ストレス太り」「水太り」「脂肪太り」などの症状に、根本からの体質改善を目指せます。
比較的、副作用が少ないといわれているため、ダイエットが目的の方でも安心して服用できます。
「バランスの取れた食事や運動などを毎日続けるのは苦手」という場合でも、漢方薬なら毎日飲むだけなので簡単に続けられます。ただし、より効果を得るためには適度な運動やバランスの取れた食事を取ることも大事です。
体質の改善に働きかける漢方薬は、リバウンドを繰り返したくない方への痩せやすい体質づくりには最適といえるでしょう。
<ダイエットをしたい方におすすめの漢方薬>
・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
脂肪代謝機能を改善し、ため込んでいる脂肪を減らすのに役立ちます。
おなか周りの脂肪が気になる方、便秘がちな方におすすめです。
・大柴胡湯(だいさいことう)
からだの余分な熱を取り除き、肝の働きを良くして、脂質代謝を改善します。
ダイエット中のイライラや、ストレスによる過食の改善にも効果が期待できます。
便秘しやすい方にもおすすめです。
ただ、注意したいのは、漢方薬は自分に合っているか否かがとても大切だということです。自分の今の状態に合っていない場合は、効果がないだけでなく、お金を払ったのにからだへのダメージ(副作用)を受ける場合もあります。
そのため、購入の際には漢方に精通した医師、薬剤師等へのご相談をおすすめします。
不調を手軽に改善したい方におすすめなのが、「あんしん漢方」のようなAIを活用した新しい漢方相談サービスです。
●あんしん漢方
4.ヨガで心を穏やかにして無理なくダイエット!
ダイエットは、今より健康になることや、美しくなることを目指して始めるもの。無理なダイエットは続きませんし、せっかく痩せてもストレスによりリバウンドしてしまっては意味がありません。何より、心に余裕がなくなるのはつらいですよね。
ヨガは、心とからだを本来のよい状態に整えて、より幸せになるためのツールです。ご紹介したヨガのポーズや、深呼吸を生活に取り入れて、無理なく軽やかなからだを目指してくださいね。
[文:あんしん漢方]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
ヨガインストラクター・ライター 古城美季(こじょうみき)
2015年、RYT200(全米ヨガアライアンス認定)を修了。グループレッスンやパーソナルレッスンなど、年間700本のクラスを担当する傍ら、新人インストラクターのトレーナーとしても経験を積む。2020年に独立、スタジオとオンラインで年間500本のレッスンを行なう。また、ヨガの知識を活かしてライフスタイルメディアで記事を執筆するなど、兼業ライターとしても活動している。
初心者から中上級者まで、一人ひとりのカラダに合わせたアライメント重視の指導が得意。ヨガを通して「心身の健康」や「心豊かな暮らし」のサポートができるように心掛けている。