本格的な暑さがやってくるこれからの季節、インテリアのひと工夫で快適にのりきりたいもの。アイテムの選び方や飾り方、しまい方など、今すぐ取り入れたい涼感アップアイデアを、インスタグラマーのmaiさんに教えてもらいました。

体感−5℃!リビングのものをシンプル化するだけで夏も快適に




ラグを取って広々!

広々と開放的なmakiさん宅。夏はラグを外すなど、ものを整理することで涼感を取り入れています。
「ポイントは、ソファを壁面に配置してフローリング部分をたくさん見せること。部屋が広く使えて涼しく見えるんです」

そんな涼しげインテリアのキープに欠かせないのが、ものの整理。オモチャや日用品など散らかりがちなものは収納庫に隠し、ダイニングテーブルやキッチンも、表に出すものは最小限に。圧迫感やごちゃつきを極力減らして、視覚的な軽やかさを演出するのがmaiさん流です。

●夏はラグを外して床を広く使う



普段はアクセントになるラグも、素材によっては暑さを感じて逆効果。ソファも壁際に寄せ、風通しをよくしています。
「夏はフローリングが見えた方が、足にも見た目にも涼しげです」

●リビングに置く家具はコンパクトサイズに




以前置いていたローテーブルをやめて、小さなサイドテーブルを愛用中。
「場所をとる家具がなくなったら一気にすっきり。お茶を飲んだり、キッズテーブルになったり、小さくても大活躍です」

キッチンの色味を統一してすっきり見せる




キッチンは白、黒、茶のシンプルな3色で統一。生活感のあるものを上手に隠して、暑苦しさを排除します。

●モノトーンを上手につかってすっきりした印象に




ブルーだったキッチンの壁は、メトロタイル柄の壁紙にチェンジ。アラビアのパラティッシのファブリックを電子レンジにかけて、家電の重さを隠しています。どちらもモノトーンで色調を合わせて軽やかな空間を演出。

●ゴチャつくコードの整理には、100円グッズを活用




100円ショップの電気コーナーで購入した配線隠しのモールで、黒くて目立つコードを目隠し。
「モールは接着テープつき。簡単にすっきり隠せます」

グリーンは場所を絞って飾る




ダイニングの片すみに置いた無印良品のスタッキングシェルフに、グリーンや雑貨をディスプレー。ホルムガードのガラス花器にリョウブをざっくりと生けて。


テレビ台にさりげなく飾ったクレマチスの花。ケーラーのガラス花器で清涼感もアップします。
「夏の花は、暑さをやわらげる白を選ぶのが定番です」

ESSE8月号
の「夏の涼しげインテリア」特集では、おうちで涼しく過ごすアイデアや手軽にできる模様替えテクを紹介しています。ぜひ、チェックしてみて!





<撮影/合田和弘 取材・文/ESSE編集部>

●教えてくれた人
【maiさん】



夫、長男の3人家族で一戸建てで暮らす。インスタグラム(@yu.ma0836
)で発信している、シンプルでセンスのいいすっきりインテリアが人気。