子どもも一緒に楽しめる工程が嬉しい!

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「え、シンプルにすごくない?」

【画像を見る】マシュマロチーズケーキの材料はなんとたったの6つ!

私がこの手作りチーズケーキレシピを見た時に思わず出た言葉である。

お菓子を手作り。

いい響きだね。

子どもと一緒にできたらさぞ素敵だね。

そんな子どもと一緒に楽しくお菓子作り、それは憧れであり母たちの理想の境地に潜むものである。

現実は計り知れない量の材料を1つずつ細かく量り、数多くの細かく繊細な工程を順番どおりにこなす、しかもそれを暴走する子どもと一緒に行う…という想像を絶する作業。

つまりは苦行…

という現実を覆すレシピが今!ここに!ある〜!!

そう!

みんな大好きレアチーズケーキである。

ちなみに私、このレシピを見るまでレアチーズケーキなんか作ったことがなかった。

難しそうだし、なんか材料も工程もあふれんばかりに複雑そう…

というのがレアチーズケーキ作りに抱くイメージ。

が!

こちらの覆すレシピの材料はシンプルである。

【生地】

マシュマロ 100g

クリームチーズ 200g

プレーンヨーグルト 100g

レモン汁 大さじ1

【底の生地】

ビスケット 40g

バター(食塩不使用) 20g

の6つ。

お菓子作りはよく買い物の時点で何かしら買い忘れをし

「〇〇がないから作れん…」

ということをやらかしそうなので、材料が少ない点はありがたい。

そして材料の次は「工程」これは4ステップで完成する。

■マシュマロチーズケーキ

【作り方】

(下準備)

・オーブン用ペーパーを18×24cmに切り、底に敷きこむ(短辺の側面にはペーパーがなくてもOK)

・厚手のポリ袋にビスケットを入れ、綿棒などで細かく砕く。耐熱容器にバターを入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで30秒加熱し、解けたらビスケットの袋に入れる。

・袋の上から手でもんでなじませて型に入れ、ラップをかぶせてコップの底などでぎゅっと押さえて型底に敷き詰め、冷蔵室で冷やす

・マシュマロは2cm角くらいに切る。(我が家は息子がちぎりました)

準備ができたらさぁ作ろう!

(1) マシュマロとチーズを加熱

口径約20cmの耐熱ボウルにクリームチーズ、マシュマロを入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジで約2分30秒加熱する。

(2) マシュマロとチーズを混ぜる

取りだしてラップをはずし、泡立て器でマシュマロが溶けてクリームチーズとなじむまで混ぜる。

(ポイント)マシュマロが溶け、全体がクリーム色になるまで混ぜる。

(3)ヨーグルトなどを混ぜる

なめらかになったら、ヨーグルト、レモン汁を加えて混ぜ、粗熱をとる。

(4)冷やし固める

型のラップをはずして生地を流し入れ、冷蔵室で4時間以上(できれば一晩)冷やし固める。

しっかりと固まったら、オーブンペーパーを持って取りだし、食べやすい大きさに切る。

(ポイント)型の短辺の側面に沿ってペティナイフを入れると、取りだしやすい。

※電子レンジは600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.8倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

つまり、

チン!混ぜる!流す!(型に)冷やす!

というなんともシンプルいずベストな工程。

とにかく既定の時間加熱し、しっかり混ぜさえすればOK。

お菓子作りのスキルがなくても大丈夫、マシュマロがなんとかしてくれる。

そして我が家が子どもと一緒に楽しめた工程はここ!

土台のクッキーを割る!

そして混ぜる!

土台のクッキー割りはいわずもがな子どもが大好きな工程だし、混ぜるのも細かいコツがいらないので、

「練らないでさっくり混ぜるの!もう、(母がやるから)ちょっと貸して!!」

なんていらんやきもきをせんですむ。

オーブンを使わないので小さいお子さんがいる家庭でも、安心して最初から最後まで一緒に作れるのも嬉しい。

そしてお味は…

クリームチーズを使っているので濃厚、そして甘すぎずさっぱりおいしい。

我こってり派!って方は蜂蜜をたらしたり、ジャムを添えてもおいしそう。

と、作った後で

「なんでマシュマロからチーズケーキができるんや…?」

と疑問に思ったのだが、それはマシュマロに潜む3つの特性にあり!

・卵白とゼラチンが主成分なので冷やすと固まる

・甘みがあるので砂糖がいらない

・電子レンジで加熱すると溶けやすく、混ぜやすい

この3つの特性を余すことなく駆使したのが、このチーズケーキのレシピ。

なるほどザワールドである。

マシュマロの特性のおかげで、簡単おいしいチーズケーキが親子で平和に楽しめた!

是非、週末のおやつにいかがですか?

作=ユキミ