クローゼットの小物収納。帽子・バッグの迷子や型崩れを防ぐコツ
夏は洋服がシンプルになりやすいぶん、帽子やスカーフなどでファッションを楽しみたいもの。
ですが小物類は、クローゼットの中で迷子になりがちでもあります。使いたいものがひと目で見渡せてサッと取り出せたら、コーディネートもぐんと楽しくなります。そんなクローゼットをつくるには? 収納スタイリスト・吉川永里子さんに伺いました。
クローゼットのすき間につめ込みがちな帽子やベルト、スカーフなどのファション小物にも、きちんとしまい場所を用意するのが、使いやすさをあげるコツです。
手持ちの帽子をひと目で見やすく!
帽子は狭い場所に押し込んで型崩れすると台無しに。
「つり下げられるタイプの布製のラックに1つずつ入れるなど、ゆとりのある収納グッズを使うのがおすすめ」
クローゼットの奥につっぱり棒を渡して布製ラックをつり下げ。洋服と手前の壁の間を有効活用し、出し入れもラクに。
よく使うベルトやストールなどの小物は、オープン収納がおすすめ。
「収納ケースの上などに専用の箱やカゴを設置すれば、ポンと置くだけで、出しっぱなしには見えません」
枕棚などの取り出しにくい場所には、季節外の小物や冠婚葬祭用のバッグ、思い出グッズなどを。
「ホコリがつかないようボックスに入れ、ラベルをつけるといいですよ」
<吉川さんのオススメグッズ>STUKシリーズ
イケアのSTUKは、軽くて収納力があり、使用頻度の低い衣類などに最適。
「下についている持ち手で、高いところから取りやすいのも魅力」
ほかにもあるある読者の“困った”お悩み。吉川さんに答えてもらいました。
A:肩だけカバーをかけるのもOK
通気性のいい不織布のカバーをかけるのがベスト。
「クリーニングから戻ってきたときのカバーをそのままにするのはNGですが、肩の部分だけ残し、下の部分をカットしても」
A:サイズ、季節ごとにボックス分けして
きょうだいの年が離れている場合は、絶対に着るもの以外は処分を。
「残すものは、サイズ、季節ごとにボックスに分け、外からひと目でわかるようにラベリングして保管して」
A:カバンだけはよく取り替えるので、玄関近くに
カバンは中身を入れ替えたり、コーディネート次第で出がけに急きょ変更なんてことも。
「カバンだけは洋服とは別に、玄関に近い場所にある収納スペースに入れています」
コーディネートをランクアップしてくれる小物の収納がうまくいくと、使いやすいクローゼットが完成します。使いたいスカーフやバッグがすぐに見つからない方、気になるアイデアがあったら、ぜひ取り入れてみてください。
<撮影/山田耕司 イラスト/木波本陽子 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
Room&me代表、収納スタイリスト®。働くママ目線の親しみやすいアドバイスが人気で、個人宅のアドバイス、オンラインセミナー、メディア出演、講演ほか、多方面で活躍
ですが小物類は、クローゼットの中で迷子になりがちでもあります。使いたいものがひと目で見渡せてサッと取り出せたら、コーディネートもぐんと楽しくなります。そんなクローゼットをつくるには? 収納スタイリスト・吉川永里子さんに伺いました。
見やすく取り出しやすく。クローゼットの小物の収納アイデア
●帽子は型崩れしないようゆとりのある収納グッズを
手持ちの帽子をひと目で見やすく!
帽子は狭い場所に押し込んで型崩れすると台無しに。
「つり下げられるタイプの布製のラックに1つずつ入れるなど、ゆとりのある収納グッズを使うのがおすすめ」
クローゼットの奥につっぱり棒を渡して布製ラックをつり下げ。洋服と手前の壁の間を有効活用し、出し入れもラクに。
●小物類はカゴなどに入れてオープン収納に
よく使うベルトやストールなどの小物は、オープン収納がおすすめ。
「収納ケースの上などに専用の箱やカゴを設置すれば、ポンと置くだけで、出しっぱなしには見えません」
●デッドスペースには登場回数の少ないものを
枕棚などの取り出しにくい場所には、季節外の小物や冠婚葬祭用のバッグ、思い出グッズなどを。
「ホコリがつかないようボックスに入れ、ラベルをつけるといいですよ」
<吉川さんのオススメグッズ>STUKシリーズ
イケアのSTUKは、軽くて収納力があり、使用頻度の低い衣類などに最適。
「下についている持ち手で、高いところから取りやすいのも魅力」
クローゼットのお悩みを一挙に解決!
ほかにもあるある読者の“困った”お悩み。吉川さんに答えてもらいました。
●Q:ハンガーにかけた服にホコリがたまります
A:肩だけカバーをかけるのもOK
通気性のいい不織布のカバーをかけるのがベスト。
「クリーニングから戻ってきたときのカバーをそのままにするのはNGですが、肩の部分だけ残し、下の部分をカットしても」
●Q:お下がり服の保存方法がわかりません
A:サイズ、季節ごとにボックス分けして
きょうだいの年が離れている場合は、絶対に着るもの以外は処分を。
「残すものは、サイズ、季節ごとにボックスに分け、外からひと目でわかるようにラベリングして保管して」
●Q:カバンはどうやって収納していますか?
A:カバンだけはよく取り替えるので、玄関近くに
カバンは中身を入れ替えたり、コーディネート次第で出がけに急きょ変更なんてことも。
「カバンだけは洋服とは別に、玄関に近い場所にある収納スペースに入れています」
コーディネートをランクアップしてくれる小物の収納がうまくいくと、使いやすいクローゼットが完成します。使いたいスカーフやバッグがすぐに見つからない方、気になるアイデアがあったら、ぜひ取り入れてみてください。
<撮影/山田耕司 イラスト/木波本陽子 取材・文/ESSE編集部>
●教えてくれた人
【吉川永里子さん】
Room&me代表、収納スタイリスト®。働くママ目線の親しみやすいアドバイスが人気で、個人宅のアドバイス、オンラインセミナー、メディア出演、講演ほか、多方面で活躍