ベッド脇にも車載用途にも、iPhone 12を自由につけて外せるMagSafe準拠ステッカー
ITライター・山口真弘の気になるグッズラボ
〜エレコム「MAGKEEPマグネットステッカー」レビュー
2021年06月15日
TEXT:山口真弘(ITライター)
iPhone 12シリーズの背面にマグネットで吸着できる規格「MagSafe」に対応したアイテムとしては、充電器やウォレットなどが現時点で発売されています。サードパーティに規格が開放されていることもあり、アイテムの数はこれからますます増えると予想されます。
そんな中、この上なくシンプルな製品がエレコムから登場しました。それはMagSafeに吸着できる、マグネット内蔵の丸いステッカーです。
直径は61mm。ホワイト以外にブラックもラインナップされています
裏面の剥離紙をはがしてさまざまな場所に取り付けられます
本製品の仕組みは単純で、表側にはMagSafeの規格に準拠したマグネット、裏側には両面テープが貼り付けられています。剥離紙を剥がして身の回りのあちこちに貼り付けることで、iPhone 12シリーズをどこにでも固定できるという仕組みです。
充電のギミックもなければ、何らかのカードを入れたり、スタンドになるわけでもありません。iPhone 12シリーズを磁力でくっつけたり取り外したりできる、ただそれだけの、拍子抜けするほどシンプルな製品です。厚みも実測で3mmしかありません。
iPhone 12 miniとの比較。MagSafeの規格に準拠したサイズです
剥離紙はiPhoneを保持するのに十分な強度があります
まずは任意の場所に貼り付けます。剥がれないよう事前にしっかり拭いておきます
しっかりと貼り付いたことが確認できれば、あとはiPhoneを取り付けるだけです
もっともそのシンプルさゆえに、用途は多彩です。ベッドサイドに貼り付ければ、寝転がった状態でハンズフリーで動画を鑑賞するのに役立ちますし、冷蔵庫に貼り付ければ、料理をしながらでもiPhoneの着信を見落とすこともありません。
また車載スマホホルダーに貼り付け、マグネットで着脱可能な仕様へと変身させることもできますし、ノートPCの背中に貼り、iPhoneを上に乗せて自宅内や社内を移動する時に落とさないようにするという、落下防止に特化した使い方も考えられます。
粘着テープで貼り付けられる平面でさえあれば、貼り付ける先は一切問いませんので、工夫次第でさまざまなことができてしまいます。材質はポリカーボネートなので、iPhoneを傷つける恐れもありません。
取り付けた状態。一見するとiPhoneが宙に浮いているように見えます
向きは自由に回転させられます。寝転がっての動画鑑賞などに便利です
文字通り「何でもあり」で、アイディア次第でさまざまな使い方ができるこのグッズ、唯一欠点があるとすれば、あれこれと使い方を試してみたくなるせいで、貼り付け先を最終決定するに当たり、なかなか踏ん切りがつかないことかもしれません。
特に、貼り付けが粘着テープなので、あまり何度も貼ったり剥がしたりを繰り返すと、どうしても粘着力の低下が懸念されます。強いて挙げれば、交換用のシールが1〜2枚同梱されていれば、なおよかったかもしれません。
メーカーの標準価格は1,826円と高めですが、実売ではおおむね千円前後まで下がっており、そう割高な印象はありません。今回紹介したホワイト以外にブラックもありますので、本体色とのバランスなども考えつつ、まずは1枚試してみてはいかがでしょうか。
製品名:MAGKEEP マグネットステッカー(AMS-DSSTWH)
実売価格:1,078円
発売元:エレコム
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B08SWLMWJZ/
[筆者プロフィール]
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn
〜エレコム「MAGKEEPマグネットステッカー」レビュー
2021年06月15日
TEXT:山口真弘(ITライター)
iPhone 12シリーズの背面にマグネットで吸着できる規格「MagSafe」に対応したアイテムとしては、充電器やウォレットなどが現時点で発売されています。サードパーティに規格が開放されていることもあり、アイテムの数はこれからますます増えると予想されます。
直径は61mm。ホワイト以外にブラックもラインナップされています
裏面の剥離紙をはがしてさまざまな場所に取り付けられます
本製品の仕組みは単純で、表側にはMagSafeの規格に準拠したマグネット、裏側には両面テープが貼り付けられています。剥離紙を剥がして身の回りのあちこちに貼り付けることで、iPhone 12シリーズをどこにでも固定できるという仕組みです。
充電のギミックもなければ、何らかのカードを入れたり、スタンドになるわけでもありません。iPhone 12シリーズを磁力でくっつけたり取り外したりできる、ただそれだけの、拍子抜けするほどシンプルな製品です。厚みも実測で3mmしかありません。
iPhone 12 miniとの比較。MagSafeの規格に準拠したサイズです
剥離紙はiPhoneを保持するのに十分な強度があります
まずは任意の場所に貼り付けます。剥がれないよう事前にしっかり拭いておきます
しっかりと貼り付いたことが確認できれば、あとはiPhoneを取り付けるだけです
もっともそのシンプルさゆえに、用途は多彩です。ベッドサイドに貼り付ければ、寝転がった状態でハンズフリーで動画を鑑賞するのに役立ちますし、冷蔵庫に貼り付ければ、料理をしながらでもiPhoneの着信を見落とすこともありません。
また車載スマホホルダーに貼り付け、マグネットで着脱可能な仕様へと変身させることもできますし、ノートPCの背中に貼り、iPhoneを上に乗せて自宅内や社内を移動する時に落とさないようにするという、落下防止に特化した使い方も考えられます。
粘着テープで貼り付けられる平面でさえあれば、貼り付ける先は一切問いませんので、工夫次第でさまざまなことができてしまいます。材質はポリカーボネートなので、iPhoneを傷つける恐れもありません。
取り付けた状態。一見するとiPhoneが宙に浮いているように見えます
向きは自由に回転させられます。寝転がっての動画鑑賞などに便利です
文字通り「何でもあり」で、アイディア次第でさまざまな使い方ができるこのグッズ、唯一欠点があるとすれば、あれこれと使い方を試してみたくなるせいで、貼り付け先を最終決定するに当たり、なかなか踏ん切りがつかないことかもしれません。
特に、貼り付けが粘着テープなので、あまり何度も貼ったり剥がしたりを繰り返すと、どうしても粘着力の低下が懸念されます。強いて挙げれば、交換用のシールが1〜2枚同梱されていれば、なおよかったかもしれません。
メーカーの標準価格は1,826円と高めですが、実売ではおおむね千円前後まで下がっており、そう割高な印象はありません。今回紹介したホワイト以外にブラックもありますので、本体色とのバランスなども考えつつ、まずは1枚試してみてはいかがでしょうか。
製品名:MAGKEEP マグネットステッカー(AMS-DSSTWH)
実売価格:1,078円
発売元:エレコム
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B08SWLMWJZ/
[筆者プロフィール]
山口 真弘(やまぐち まさひろ)
ITライター。PC周辺機器メーカーやユーザビリティコンサルタントを経て現職。各種レビュー・ハウツー記事をWEBや雑誌に執筆。最近は専門であるPC周辺機器・アクセサリに加え電子書籍、スマートスピーカーが主な守備範囲。著書に『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)など。Twitter:@kizuki_jpn