画像は名作『オペラ座の怪人』(2004)より
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 映画『博士と彼女のセオリー』『ボヘミアン・ラプソディ』の脚本家アンソニー・マクカーテンが、現代版「オペラ座の怪人」の脚本を執筆していることが、Deadlineほか複数メディアによって明らかになった。

 本作は、マクカーテンの制作会社ミューズ・オブ・ファイヤー・プロダクションズとテレビシリーズ「SCORPION/スコーピオン」のスクーター・ブラウンが企画。作家ガストン・ルルーの同名小説を大まかな解釈で捉えた現代版のサイコロジカル・スリラー作品になる。ロンドンの現代の音楽シーンを舞台に、原作にあるダークなロマンスを残しながら、サスペンス・スリラーに焦点を当てたストーリーになる模様。

 ブラウンとパートナーのジェームズ・シンは、優れたソングライターや音楽プロデューサーを集めて、新たな楽曲を手掛ける予定だが、映画内ではミュージカルのように急に歌い出す設定ではなく、ストーリー内でキャラクターがパフォーマンスをする際に音楽が使用されるという。

 製作と脚本を担当するマクカーテンは、アーティストをリストアップ中。マクカーテンは『博士と彼女のセオリー』と『2人のローマ教皇』で、2度アカデミー賞脚色賞にノミネートされている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)