那須町の小学校では地域住民から集めたこいのぼりを再利用し、運動会で披露する出し物の衣装を製作しています。

那須町の田代友愛小学校では去年の運動会で4年生から6年生が初めて「よさこいソーラン」を披露しました。

その時の衣装が近くの小学校から借りたものだったため、子どもたちに手作りの衣装で躍らせてあげたいと、それぞれの家庭に眠っているこいのぼりの再利用を思いついたということです。

児童が作ったチラシで地域の人たちに募集を呼びかけたところ100匹以上が集まりました。

11日から衣装の製作がスタートしていて、13日は保護者およそ10人が裁縫経験者の指導を受けながら8メートル以上もあるこいのぼりから生地を裁断したり、縫い合わせたりしていました。

衣装はおよそ70人分作る予定で、小学校の運動会は、今月29日に開催されます。

新型コロナウイルスの影響で観覧の規制があることから、寄付をしてくれた人たちには写真や児童からの手紙などで報告するということです。