軽装で省エネを クールビズ始まる
5月に入り、栃木県内の官公庁や企業で地球温暖化対策の一環として、涼しい服装で仕事に取り組むクールビズが始まりました。
県庁の気候変動対策課です。県では気候変動への対策を強化し、より地球温暖化を防ぐ取り組みに力を入れていくため今年度、組織の名称を改めました。
大型連休を挟んで5月に入り、室温の適正化とその温度に適した服装にするため、職員の多くがネクタイやジャケットは身に着けず、ポロシャツなどの軽装で業務にあたっています。
県では去年12月、国の取り組みに応じて地球温暖化の要因とされる二酸化炭素の排出を実質ゼロにし、脱炭素社会の実現を目指す「カーボンニュートラル」を2050年までに実現させることを宣言しました。
その達成に向けて具体的な行動計画を今年度中にまとめる予定で、県民や企業に簡単にできるクールビズへの協力を呼びかけています。
県庁ではクールビズを10月31日まで実施します。