栃木県と宇都宮市は2日、新たに21人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

感染が確認されたのは、足利市、小山市、栃木市、大田原市、真岡市、下野市、宇都宮市などの10代から70代までの男女21人です。

このうち3人が県内54例目のクラスターが発生した上三川町の病院に勤務する医療従事者です。

11人は感染経路が分かっていません。 

県内の感染者は累計5401人となりました。

現在の療養者は239人で、重症者は3人、入院調整中は23人です。

また、県は10歳未満から80代までの男女14人から変異ウイルスを確認したと発表しました。

1日で発表された数としてはこれまでで最多となります。

このうち8人は、すでに変異株感染が判明していた患者と関連がありました。

県内での変異株の判明は累計124人です。

近県の感染状況について、埼玉県では2度目の緊急事態宣言が解除されてから最多となる290人の感染が、茨城県では1人の死亡と63人の感染が、群馬県では80人の感染が確認されています。