新型コロナウイルスについて栃木県と宇都宮市は28日、新たに29人の感染を確認したと発表しました。

感染が確認されたのは、矢板市、那珂川町、佐野市、日光市、益子町、真岡市、野木町、栃木市、小山市、下野市、宇都宮市などの10代から90代の男女29人です。

また、宇都宮市の介護施設で28日までに職員3人と利用者6人の感染を確認し宇都宮市は、県内57例目のクラスターが発生したと発表しました。

一方、市が陽性者として今月26日に発表した1人が再検査の結果、陰性だったとして取り下げたため、県内の感染者は累計5,309人になりました。

現在の療養者は237人で、このうち重症は3人、入院調整中は36人です。

変異株についてです。県は20代から60代の男女11人から変異株ウイルスを確認したと発表しました。

発表日ベースでは今月25日と同じ数で最も多い感染発表です。

このうち8人はすでに変異株の感染と判明していた患者と関連がありました。

県内での変異株の判明は累計93人です。

関東近県では、埼玉県が5人の死亡と224人の感染、茨城県が70人の感染、群馬県が64人の感染を発表しています。

催しの中止の情報です。日光東照宮は春の例大祭の目玉、来月17日の流鏑馬神事(やぶさめ)と、その翌日の千人武者行列を中止にすると発表しました。