25日に投開票された足利市長選挙で、現職を破って初当選した早川尚秀さん(48)が26日に会見し、激戦を振り返りました。

任期満了に伴う足利市長選挙は3回目の当選を目指した現職の和泉聡さん(57)と前の県議会議員で自民党栃木県連の推薦を受けた新人の早川さんの保守系同士の戦いとなりました。

開票の結果、早川さんが34,409票を獲得し和泉さんに1万票以上の差をつけて初当選を果たしました。

早川尚秀さん:「改めて気が引き締まる懸案事項もあり重責を感じる」

早川さんは新型コロナウイルスのワクチン接種会場への交通機関の確保や、耳や言葉が不自由な人の緊急通報システムの導入など大きな予算を伴わない事業から順番に手掛けたいと話しました。

その上で、財源確保のためのチームの立ち上げなど、優先順位をつけて市政運営にあたると意気込みを語りました。

早川尚秀さん:「常に議論をして誇れる足利市を取り戻したい」