早川氏が初当選 1万票以上の差 足利市長選
任期満了に伴う足利市長選挙は25日、投開票が行われ、新人で前の県議会議員の早川尚秀さんが初当選を果たしました。
足利市長選挙は、3回目の当選を目指した現職の和泉聡さん(57)と前の県議会議員で自民党栃木県連の推薦を受ける新人の早川尚秀さん(48)の保守系同士の戦いとなりました。
開票の結果、早川さんが34,409票を獲得し、現職の和泉さんに1万票以上の差をつけて初当選を果たしました。
早川さんは故・早川 一夫元市長の長男で2003年に県議会議員に初当選し5期18年、2019年には議長も務めました。
今回の足利市長選挙には、自民党など14人の市議会議員からの要請を受けて立候補。
現在の足利市は県への要望も少なく、独自の政策を打ち出せていないと批判し、国や県とのパイプを生かして「政策総動員」を掲げました。
投票率は48.40%で、過去最低だった前回8年前の53・57%を5.17ポイント下回り、過去最低を更新しました。