不登校YouTuberゆたぼん、「学校行け」指摘に反論 「古い考え」「今の時代はネットがある」
中学校への「不登校宣言」で有名なYouTuberの「ゆたぼん」さん(12)が2021年4月14日、自身のチャンネルにアップした動画で、格闘家のシバターさん(35)に反論した。
「学校に行け」と不登校宣言を考え直すよう勧めるシバターさんに対し、自らの考えを改めて伝えている。
「昭和のおっちゃんの考えみたい」
動画のタイトルは「聞け、シバター」。「最近、俺に関する動画をアップしたみたいで」と前置きしつつ、「シバターさんが言うには、『学校に行く良さとして、友達が出来る』というのがある」という発言があったと指摘。その上で、自身の父親も同様のことを言っていたとも話した上で、「それは、俺からしたら『古い考えやねんな』って思うねんな」と自らの考えを述べたのだった。
ゆたぼんさんは続けて、「昭和のおっちゃんの考えみたい」とも指摘。併せて、「今は全然時代が違う」「パパとかシバターさんの中学時代はネットもスマホもなく、友達を作る場所が、たぶん学校しかなかったから、そんなことを言ってるんやと思う」と、そのような主張が出てくる原因を自身なりに分析。その上で、結論として、「今の時代はネットがある」「ネットで知り合って、実際に会って友達になったりもできる」と、中学校へ行かなくとも、シバターさんが言う「学校の良さ」と同じ機会を得ることは出来ると反論したのだった。
さらに、ゆたぼんさんは、「中には、学校に行ったけど友達が一人もできひんかったって人もおるわけやん」と、「学校に行けば友達が出来る」というのは100%のものではないとも主張。その上で、「学校行って友達作りたかったらそうしたらいいし、学校行かんでネットを作りたい子はそうしたらいいと思うねんな」と、自らの主張をまとめたのだった。
「これからも自分のやりたいことを全力でやって...」
そして、結論部分でゆたぼんさんは、
「だから、俺はこれからも自分のやりたいことを全力でやって、自由に楽しく生きていこうと思ってる」
「シバターさんについては特に言うことないんで、もう、いいかな」
と、反論をこれで打ち切ることを宣言した。
この動画に対しては、「それぞれの価値観で生きたらいいと思います。学校が辛い人でゆたぼんに救われる人もいるでしょうし逆の意見の方もいるでしょう」といったコメントが寄せられるなど、ファンの関心を呼んでいる。